MLBは4日(日本時間5日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が今季最も多く検索された選手であることを発表した。Google Cloud提供のデータをもとに算出した結果だという。
今季の大谷は二刀流として、打者では46本塁打、100打点、103得点、26盗塁、投手は9勝、防御率3.18、156奪三振と衝撃的な活躍をした。
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■歴史的な活躍が検索数に直結
大谷は国内ランキング、国際ランキングの両方で1位を獲得。米国内だけではなく、日本を含めた世界中で多くの検索がされた。さらに公式動画配信サービス「MLB.TV」は開始19年目で初めて、年間視聴時間が100億分を超えたと公表。今季の歴史的な活躍を数字が物語る結果となった。
「FOX Sports」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「大谷翔平がMLBフィルムルームで世界一検索されたMLBプレーヤーにランクイン! 信じられない」と想定外の偉業に驚きを隠せなかった。
大谷はサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)との本塁打王争いには敗れたものの、ア・リーグのMVP最有力候補であることは変わらない。MVPに輝けば、2001年のイチロー(当時シアトル・マリナーズ)以来、史上2人目の日本人選手となる。
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文・SPREAD編集部