【MLB】コミッショナー特別表彰の大谷翔平、会見ではユーモアあふれるコメント 記念の像はティファニー製

特別表彰を受けた大谷翔平(左)とマンフレッド・コミッショナー(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーから特別表彰(Commissioner’s Historic Achievement Award=コミッショナー・ヒストリック・アチーブメント・アワード)を受けた。「二刀流」でハイレベルな成績を残し、メジャーを席巻したシーズンを評価されての受賞となった。大谷は、ワールドシリーズのアストロズ―ブレーブス第1戦が行われたヒューストンで会見に臨んだ。MLB公式サイトなどがその模様を伝えている。

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■勇気と不屈の精神に感銘

会見に同席したマンフレッド氏は「メジャーリーグにおいて、投手としても野手としても最高のパフォーマンスを発揮できる人間を見つけることは、本当に並大抵のことではありません。投打どちらもあきらめないためには勇気と不屈の精神が必要で、162試合という過酷なスケジュールの中で、その両方をこなすにはとてつもない忍耐力が必要なのです」と、まずは大谷に賛辞を贈った。

その上で、同氏は「(大谷は)これから数年の間に、たくさんの賞や称賛を受けることになるでしょう。しかし、2021年はとても特別な年だったので、2021年に起きた歴史的な偉業を、2021年だけの賞で評価することが重要だと感じました」と特別表彰に至った経緯を説明した。

米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、大谷は会見の中で「この賞は毎年与えられるものではないので、どれほど特別なのか分かっています。私が本当にこの賞にふさわしいかどうかは分かりませんが、マンフレッドさんがくれるということなので受けようと思います」と笑顔でコメント。マンフレッド氏も笑いながら「もちろん、ふさわしいです。それは間違いありません」と応じると、会場は和やかなムードに包まれたという。

■エンゼルス公式「信じられない栄誉」

MLB公式Twitterが受賞に際し、「史上最高のシーズンを過ごしたセンセーショナルなショウヘイ・オオタニが、16人目のコミッショナー特別表彰の受賞者となった」とつづると、エンゼルス公式Twitterも「ショウヘイ・オオタニ、おめでとう!またしても信じられないような栄誉に輝いた」とツイートした。

記念品として、シルバーの台座にゴールドの野球ボールが取り付けられたティファニー社製の像を贈られた大谷。会見の最後には、「子供たちにはこのスポーツを愛し、情熱を持ってほしいですね。今年のリトルリーグ(クラシック)でプレーして、リトルリーグの子供たちに会いましたが、彼らのスポーツに対する情熱と愛を本当に感じました。彼らがその気持ちを持ち続けることができる限り、何でもできると思います。僕もそういう気持ちを忘れずにやりたいなと思っています」と、野球界の将来を担う子供たちへメッセージを残し、席を立った。

■シーズン最多安打のイチローも受賞

歴史的な偉業を成し遂げた選手または野球関係者に贈られるコミッショナー特別表彰は、バド・セリグ前コミッショナーが1998年に創設し、これまで15人と1球団が受賞している。大谷はオールスターゲームに初めて投手と打者の両方で出場するなど、ベーブ・ルース以来となる「二刀流」を実践し、数々の記録を塗り替えたことが評価された。

日本人では、2004年にシーズン最多記録の262安打をマークしたイチロー(シアトル・マリナーズ)が05年に受賞。大谷は日本人2人目となり、15年にマンフレッド・コミッショナーが就任してから受賞者が出るのは初。過去にはカル・リプケンJr.やデレク・ジーターらが選出されている。

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文・SPREAD編集部


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