【ゴルフ】最近4戦3勝の古江彩佳、逆転賞金女王へ猛追 トップ稲見萌寧との差はわずか397万円

直近4戦3勝と勢いに乗る古江彩佳(C)Getty Images

女子ゴルフツアー「TOTOジャパンクラシック」の最終日が7日、滋賀・瀬田GC北コース(6616ヤード、パー72)で行われた。賞金ランキング2位の古江彩佳が3バーディー、ノーボギーの69で回り、通算16アンダー、計272で今季6勝目(通算7勝目)を挙げた。優勝賞金3300万円を加え、今大会2位で賞金ランキング首位の稲見萌寧との差を約397万円に縮めた。今季も残り3戦、賞金女王を巡る争いがヒートアップしてきた。激戦の模様をJLPGA公式サイトなどが伝えている。

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■フェアキープ率100%、パーオン率89%

2打差の首位から出た古江は、予選ラウンドでボギーを叩いた2番で、この日最初のバーディー奪取。さらに6番でもスコアを伸ばすと、「このホールだけは絶対、バーディーをとりたかった」という16番で4メートルのバーディーパットを沈めて16アンダー。事実上、ここで勝負あり。同組の稲見を振り切り、今季6勝目を手にした。

安定感が際立った。瀬田GCのグリーンは傾斜がきついため、ピン奥につけると下りの難しいパットが残るが、この日の古江はそこを避けるように手前から攻めた。パッティングが楽になる位置に次々とボールを落とし、スコアをまとめた。

終わってみれば、決勝ラウンド2日間はノーボギー。フェアキープ率100%でパーオン率も89%を記録するなど、まさに盤石。高い技術の裏付けのもと、着実なゴルフを展開した理由は8月の欧州遠征にある。「エビアン選手権の最終日、同組でプレーしたミンジー・リーさんのプレーが焼きついている。パーセーブをしっかりしながら、最後にバーディーをとって優勝。試合ではバーディーをとることよりも、パーセーブが大事だなぁと思わせてくれた」と話し、そこで得た教訓を生かした。

■腰痛を押して出場の稲見「リベンジしたい」

“ボギーを叩かないゴルフ”を目指し、最近4戦3勝と勢いが止まらない古江。賞金ランキングでは一時約7200万円あった差を徐々に詰めて、ついに約397万円差にまで接近。逆転賞金女王を視界に捉えた。

一方、腰痛を抱えたまま臨んだ稲見は、4日間72ホールを何とか完走。3位以下に終わると賞金ランク首位から陥落するピンチだったが、3バーディー、1ボギーの70で回り、2位フィニッシュ。女王の座は死守した。あと一歩及ばず、「古江さんのゴルフが素晴らしかった。ミラクルがないと勝てないだろうなぁと思っていました」と勝者を称えたが、「残り3試合でまた一緒にラウンドすることがあるでしょう。その時はリベンジしたい」と雪辱を誓った。

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文・SPREAD編集部


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