【MLB】エンゼルス、補強本番はこれから 米紙「GMはさらなる武器を求めている」

エンゼルスが獲得したタイラー・ウェイド(C)ロイター

大谷翔平投手の所属するロサンゼルス・エンゼルスが補強を加速させている。ニューヨーク・メッツから先発要員としてノア・シンダーガード投手、リリーバーとしてアーロン・ループ投手、ニューヨーク・ヤンキースから遊撃手候補として万能型のタイラー・ウェイド内野手を獲得。今オフの補強ポイントに挙げられていた「先発」「ブルペン」「遊撃手」の確保をすでに達成した。しかし、米メディアはさらなる補強を予測。エンゼルスの動向に注目が集まっている。

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■ローテーション投手がもう1人必要

剛腕シンダーガード、中継ぎとして防御率0.95のループ、一塁と捕手以外をこなせるウェイドを獲得したエンゼルス。来季へ向けて着々と戦力を整えているが、補強は今後も続きそうだ。

米地元紙「オレンジカウンティレジスター」は、「エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは、2人の投手と契約した後もさらなる武器を求めている」という見出しを付け、記事を掲載。同GMの「我々は間違いなく他の投手も求めている」というコメントを紹介し、投手陣改善の余地がまだあることを指摘した。

記事によると、エンゼルスにはシンダーガード、大谷、パトリック・サンドバル、ホセ・スアレスに加えて、少なくとももう1人のスターターが必要とした上で、スティーブン・マッツ(トロント・ブルージェイズ)獲得の可能性について言及。今季29試合に先発して14勝7敗、防御率3.82と活躍した同投手は契約間近と噂されており、エンゼルスも「オファーを出しているチームの一つ」とした。

また、エンゼルスは今季クローザーを務めたライセル・イグレシアスとの再契約を希望しているものの、FA市場でトップクローザーである同選手は引く手あまた。ライバル球団は多数いると考えられており、再契約に至らなかった場合、ループのほかにクローザー候補の獲得が必要であるとした。

ヤンキースから獲得したウェイドは今季、キャリアハイの103試合に出場し、打率.268、0本塁打、5打点、17盗塁、出塁率.354、OPS.677をマークしたが、何より二塁、遊撃、三塁、外野を守れるユーティリティー性が魅力。今季最も多く出場したのは遊撃で、31試合に出場した。ただ、ミナシアンGMは「ウェイドがショートのレギュラーとして出場するかどうかを判断するのは時期尚早」と述べており、現状ではルイス・レンギフォやジャック・メイフィールドと並んで、遊撃のレギュラーを争うことになりそうだ。

ここまで順調に補強を進めてきたかに見えるエンゼルスだが、大谷の求める「勝てるチーム」に生まれ変わるには、まだまだ駒不足というのが実情のようだ。

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文・SPREAD編集部


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