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今季限りで引退発表の巨人・杉内俊哉…多くのファンが引退試合開催を望む

今季限りで引退発表の巨人・杉内俊哉...多くのファンが引退試合開催を望む
TOKYO - MARCH 01: Starting pitcher Toshiya Sugiuchi #47 of Japan throws a pitch a friendly match between Japan and Yomiuri Giants at Tokyo Dome on March 1, 2009 in Tokyo, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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ソフトバンク・巨人で一時代を築いた杉内俊哉選手が、2018年シーズン限りで現役を引退すると発表した。

最優秀投手賞や最多三振奪取投手賞といった様々なタイトルを複数回獲得してきた名投手も、ここ3年間は一軍での登板機会がなかった。

引退会見には同僚の内海哲也選手が駆けつける場面も。盟友の決断に感極まって涙を浮かべ、引退を惜しんだ。

社会人野球を経てドラフト3巡目でプロ野球へ

鹿児島実業高で活躍し、甲子園でノーヒットノーランも達成した杉内投手。平成の怪物・松坂大輔擁する横浜高校に敗れはしたものの、好投手としてその名を轟かせた。

その後、三菱重工長崎を経て2001年のドラフト3巡目で福岡ダイエーホークスに入団。ルーキーイヤーの4月1日、デビュー戦でプロ初勝利を挙げた。

球団名が「福岡ダイエーホークス」から「福岡ソフトバンクホークス」へ変更された2005年、杉内投手は個人タイトルを総ナメ。最優秀防御率投手賞、最多勝利投手賞、最優秀選手賞、ベストナイン賞、沢村賞、の5冠に輝いた。

チームは惜しくもプレーオフで敗れたものの、杉内選手はレギュラーシーズンのパ・リーグ1位躍進に欠かせない存在だったといえる。

FAで巨人に移籍後も安定した投球で活躍

2012年シーズンからFAで読売ジャイアンツへ移籍すると、初年度から安定した投球で日本シリーズ制覇の原動力になった。

先発ローテーションの柱として、2014年には通算2000奪三振を達成し、移籍初年度からのセ・リーグ3連覇に貢献。

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しかし、2015年は怪我の影響もあって6勝止まりに終わる。復活を目指してリハビリを行ってきたが、38歳を迎える今シーズンでユニフォームを脱ぐことを決意した。

相次ぐ大物選手の引退にファンからは悲しみの声

プロ野球では大物選手の引退が相次いでいる。広島の新井貴浩選手や独立リーグの村田修一選手などの引退が発表されるたびに、ファンからは悲しみの声が多く上がった。

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杉内投手の引退試合開催を望むファン

2015年以来一軍での登板がない杉内投手だが、もう一度投球を見たいというファンも多く存在する。

クライマックスシリーズ出場に向け厳しい戦いが続く巨人。功労者である杉内選手の花道を飾りたいところだが、ペナントレースの順位が確定するまでは引退試合の開催が難しい。

杉内選手のファンに最後の勇姿を見せるためにも、一刻も早く3位以上を確定させたいところだ。

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