元RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプは4日(日本時間5日)、「UFCファイトナイト・ラスベガス44」(米ネバダ州ラスベガス)でジャルガス・ジュマグロフ(カザフスタン)と対戦し、1ラウンド4分2秒でケイプが勝利した。
ケイプはこの勝利でUFCでの戦績を2勝2敗とし、試合直後には「来年にはチャンピオンになる」とコメントした。
◆【実際の試合映像】マネルケイプの怒涛の連打に相手は為す術なし…TKO勝利を決めた決定的瞬間
■最後は怒涛の連打で圧倒
1R開始直後からケイプは飛び膝蹴りを繰り出すなど、立ち上がりから両者激しく打ち合う。ジュマグロフも右ストレートをヒットさせ、アグレッシブに応戦。
中盤以降、ケイプはカーフキックを的確に織り交ぜ相手の足を止めると、強烈なワンツーでジュマグロフをぐらつかせ、最後は金網に追い詰め怒涛の連打で圧倒。ジュマグロフは為す術なく打ち込まれ、1R残り58秒でレフリーが試合をストップ。TKO勝利を収めた。
勝利インタビューでケイプは「チャンピオンになるためにここにいる。来年はチャンピオンになる。戦いたい相手がいるなら、誰でもかかってこい」と強気のコメントを残した。
かつてRIZINも沸かせた実力者であるケイプはUFCデビューから連敗を喫していたが、8月7日(同8日)に行われた「UFC 265」で、オデー・オズボーン(米国)相手に1ラウンド4分44秒KO勝ちを収め初勝利。また11月29日(同30日)には、自身のTwitterで「UFCとは、さらに4戦分の契約を結んだ」と投稿するなど、徐々にUFCでの存在感を高めている。
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文・SPREAD編集部