「バレンティン絶対抑えるマン」加賀繁、ファンからは引退前に最後の1打席勝負を望む声

今季限りでの現役引退を表明した横浜DeNAベイスターズの加賀繁選手。


9月21日の中日戦で、4年ぶりの先発マウンドに上がることが発表された。

社会人野球の住友金属鹿島を経て2009年のドラフトでプロ入りした加賀選手は、翌年に先発投手としてデビューし、その後は先発と中継ぎでフル回転してベイスターズを支えた。

チームはクライマックスシリーズ(CS)進出を懸けた激しい3位争いの真っ最中だが、これまでの貢献度を鑑みて引退試合が用意された。

その起用法が4年ぶりの先発となった理由については、リリーフ起用では試合の展開によって登板の機会がないまま終わる可能性もあるため、確実に投げる機会があり試合への影響が少ない先頭打者限定での起用と考えられる。

バレンティンに無類の強さを発揮した変則サイドスロー

加賀選手といえば東京ヤクルトスワローズの主砲、ウラディミール・バレンティン選手にめっぽう強いことでも知られ、ファンからは「バレンティン絶対抑えるマン」などの愛称でも呼ばれた。

引退会見でも加賀選手は、プロ野球生活で思い出に残っていることのひとつとして、バレンティン選手との勝負を挙げている。

「印象に残っているのは、プロ1年目の初勝利や、ヤクルトのバレンティン選手と長い間対戦ができたことです。バレンティン選手との対戦はいい思い出でもあり苦しい思い出でもありました。今まで抑えていた分、やはり打たれると悔しかったですが、今考えてみると引き際を教えてくれたのかなという気持ちにもなりました」

初対戦から20打席連続でバレンティン選手を打ち取っていた加賀選手だが、2017年5月に通算21打席目で初安打を許し、7月にはホームランも打たれている。

昨季の対戦成績は3打数2安打、今季も2打数1安打で打たれるようになっていた。

数々の名勝負を繰り広げた加賀選手とバレンティン選手。最後にもう1打席勝負を見たいという声は多い。

引退会見では「CS進出争いで体も心もきつい時期だとは思いますが、みんなが味わえるものでもないので、CSを突破して日本シリーズで優勝できるよう、とにかく頑張ってほしい」とAクラス入りを応援した加賀投手。

最後に力強い投球でチームメイトたちの背中を押せるか。

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