「加賀、バレンティンだ」加賀繁の引退試合に好敵手・バレンティンもVTR出演 見どころたくさんだったラストゲーム

 

「加賀、バレンティンだ」加賀繁の引退試合に好敵手・バレンティンもVTR出演 見どころたくさんだったラストゲーム
(C)Getty Images

9月21日に行われた加賀繁投手(DeNA)の引退試合は、DeNAが中日に9-1で大勝したのもさることながら、その内容も見どころが多く非常に盛り上がるものだった。

まずは、この日が引退登板となる加賀投手が4年ぶりの先発マウンドに上がり、先頭の平田良介選手を三振に仕留める。先頭打者限定の起用だった加賀投手はマウンドを降り、代わってプロ2年目の京山将弥投手が登板した。

チームが勝てなかった時期を黙々と投げ支えたベテランから、クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す若手へのスイッチは、球団の歩みを象徴しているようでもあった。

マウンドを託された京山将弥投手は、代わりばなを京田陽太選手に捉えられ先制ソロを被弾する波乱の立ち上がりも、その後は中日打線を抑えて8回2/3を投げ1失点の好投。今季6勝目を挙げた。

筒香嘉智が同期に贈る惜別の特大ホームラン

一回、二回の連続得点で素早く逆転に成功したDeNAは、四回に一挙4点のビッグイニングを作って突き放す。さらに五回には、主砲の筒香嘉智選手がライトスタンド最上段へ特大の3ランを放ち、勝利を決定的なものとした。

加賀選手がDeNAから2位指名を受けた2009年ドラフトで、同じく1位指名を受けたのが筒香選手だった。

横浜高校から直接プロに入った筒香選手と、大学・社会人を経てからプロ入りした加賀選手は年齢こそ6つ違いだが、同じ年に指名されて入団した同期。

特別な思いを乗せた一撃は最高の祝砲となった。

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セレモニーでバレンティンがVTR出演

試合後に行われたセレモニーでは、場内の大型ビジョンに加賀選手に縁ある人物からのビデオメッセージが流され、9年間のプロ生活を労う言葉がかけられた。

そのなかでひと際異彩を放っていたのが、東京ヤクルトスワローズのウラジミール・バレンティン選手だ。何度も名勝負を繰り広げた好敵手の登場にファンは大盛り上がり。

バレンティン選手は穏やかな表情で「加賀との戦いは心燃える挑戦だったよ」と、初対戦から20打席連続無安打に抑えられた右腕との思い出を振り返った。

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「加賀、バレンティンだ。加賀との戦いはすごく楽しかったよ。抑えられることが多かったけど、加賀の経歴には敬意を表するよ。ホントニ アリガトウゴザイマシタ」

2013年には王貞治さんの記録を塗り替え、シーズン60本の最多ホームラン記録を樹立したバレンティン選手だが、その打棒も加賀投手の前では空回り。変則的な右のサイドスローから繰り出される、切れ味鋭いスライダーにタイミングが合わなかった。

2017年の試合。対戦通算21打席目にして初ヒットを放ったあと、バレンティン選手は記念ボールを要求して喜びを表した。

本人よりも大泣きする宮崎敏郎

セレモニーで家族から花束を贈呈された際、少し涙ぐむ様子を見せた加賀投手だが、それ以外の場面では終始にこやかにグラウンドを去った。

リリーフカーで場内を一周し、DeNAファン、残ってセレモニーを見守っていた中日ファンに挨拶していく加賀投手。場内を回り終わるとチームメイトや監督、コーチと笑顔で握手を交わしていく。

ここで加賀投手を出迎えた宮崎敏郎選手の異変に多くのファンが気づいた。宮崎選手は加賀投手との別れを惜しみ、大粒の涙を流しながら握手。笑顔の加賀投手に背中を擦られる様子に「もらい泣きしそう」と多くのファンが共感を寄せた。

多くのファンや同僚に愛された加賀投手らしい、笑顔と涙の引退試合だった。

 

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号泣。 #加賀繁 選手 #宮﨑敏郎 選手 #ありがとう加賀 選手 #baystars

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