北海道日本ハムファイターズは9月22日、石井裕也投手が今季限りで引退すると発表した。
石井投手は横浜商工高校から社会人野球の三菱重工横浜に進み、2004年のドラフトで6位指名を受け中日に入団。その後、2008年に交換トレードで横浜DeNAベイスターズへ、2010年には再び交換トレードで日本ハムに移籍した。
プロ生活13年で通算329試合に投げ防御率3.06、19勝19敗、82ホールド、6セーブも、今季は一軍登板なしだった。
先天性難聴のハンデを乗り越えた”サイレントK”
石井投手は先天性の難聴を抱え左耳の聴力がなく、右耳も補聴器を着けて微かに聞こえる程度。
ハンディキャップがありながらプロ入りを果たし、三振を奪うその投球スタイルから『サイレントK』と呼ばれた。
「14年間、プロ野球選手として続けてこられた事にとても感謝しております。最初に入団した中日ドラゴンズでは、落合博満監督をはじめ森繁和コーチや、その他たくさんの方々に厳しい練習の中で、強い精神力や忍耐力を教わりました」
石井裕也投手が本日9/22(土)、今季限りでの引退を表明いたしました。#lovefighters #いちばん青い空にしよう pic.twitter.com/ny8Rd8RtCf
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2018年9月22日
ドラフトで指名を受けた古巣への感謝を口にする石井投手。プロ入り後最長の9年間を過ごした日本ハムでは、ファンの温かさに感激し、たくさんの仲間に恵まれたと充実した時間を振り返る。
「ファイターズの選手でいられてとても幸せでした。14年間、本当にありがとうございました」
そして、栗山英樹監督には、厳しい場面でも、信頼して使ってもらった事に感謝しています。たくさんの仲間に恵まれて、ファイターズの選手でいられてとても幸せでした。
14年間、本当にありがとうございました。#lovefighters #いちばん青い空にしよう— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2018年9月22日
左のリリーフ投手としてチームを支えてきた石井投手の引退に、ファンからも「寂しくなりますがこれからも応援してます!」「“サイレントK”は永久に不滅です」などのコメントが寄せられている。
石井さんお疲れ様でした!寂しくなりますがこれからも応援してます!
— halca . (@tomohiro__06) 2018年9月22日
本当にお疲れ様でした😌選手を引退しても、石井ちゃんにしかできない仕事がたくさんあると思う。これからの人生が素晴らしいものになることを祈ります。そしてできればファイターズに残って欲しいな😊
— kjti (@kjti10) 2018年9月22日
14年間本当にお疲れ様でした!‘’サイレントK”は永久に不滅です!!!!!!/)`;ω;´)
— 🍓ハム作◢⁴⁶🌸 (@NEVANEVA999) 2018年9月22日
サイレントK…ズバッと三振をとる投球がカッコよくて大好きでした。引退は残念です。札幌ドームのマウンドで投げる姿をもう一度見たいです!
— にゃんごー (@sayupp) 2018年9月22日
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