9月21日に行われた横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズ戦は、今季限りでの引退を発表したDeNA・加賀繁投手の引退試合でもあった。
先発して平田良介選手を三振に切って取った加賀投手は、マウンドをプロ2年目の京山将弥投手に譲り、ベンチから戦況を見つめる。
試合は筒香嘉智選手の3ラン本塁打などもありDeNAが大勝。加賀投手をいい形で送り出すことができ、チームには笑顔が広がった
号泣の宮崎敏郎にもらい泣きするファン続出
試合中から試合後に行われたセレモニーまで加賀投手も笑顔が絶えず、これで引退という悲愴感のようなものはなかった。家族からの花束贈呈で少し涙ぐんだのが唯一、泣きそうになった瞬間だった。
そんななかで加賀投手本人よりも泣いていたのが宮崎敏郎選手だ。リリーフカーで場内一周した加賀投手を迎える際には、涙をこらえられず加賀投手に背中を擦られる場面もあった。
試合後にインスタグラムを更新した宮崎選手は、ロッカールームでの2ショットを載せ「加賀さん9年間お疲れ様でした」とラストピッチの先輩を送り出した。
ここでも加賀投手は晴れ晴れとした笑顔を浮かべている。
宮崎選手の投稿には、セレモニーでのもらい泣きに続き、この写真で再び泣きそうになったというファンから多数のコメントが寄せられた。
- 「プーさんの涙にもらい泣きしました。最高の試合、最高のセレモニーでした!」
- 「もらい泣きしちゃいましたよー宮崎さ〜ん」
- 「宮崎選手が号泣している姿で、家族揃ってもらい泣きでした」
- 「加賀選手への思いが、伝わってきてもらい泣きしてしまいました」
- 「私もうるうるしてたのをぷーさんの号泣で爆発してしまいました」
その体型から『くまのプーさん』になぞらえ、ハマのプーさんと呼ばれる宮崎選手。心優しき力持ちが見せた涙に、涙腺を刺激されたファンは多いようだ。
≪関連記事≫
「加賀、バレンティンだ」加賀繁の引退試合に好敵手・バレンティンもVTR出演 見どころたくさんだったラストゲーム
「バレンティン絶対抑えるマン」加賀繁、ファンからは引退前に最後の1打席勝負を望む声