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【朝日杯FS/穴馬アナライズー前編】セリフォスは「△」評価、無敗馬から選ぶ“軸”の条件

【朝日杯FS/穴馬アナライズー前編】セリフォスは「△」評価、無敗馬から選ぶ“軸”の条件

3戦3勝でデイリー杯2歳Sを制したセリフォスと、2戦2勝で札幌2歳S勝ちのジオグリフをはじめ、無敗馬6頭が集結した今年の朝日杯フューチュリティS

いずれも未対戦で、距離やコースの異なる臨戦過程。今年の朝日杯フューチュリティSは、この無敗馬たちの取捨が攻略のポイントになる。

◆【朝日杯フューチュリティステークス2021予想/追い切りジャッジ】ジオグリフを上回る「A」評価 上積み大で「ハマれば突き抜けるシーンも」

【朝日杯FS/追い切りジャッジ】ジオグリフを上回る「A」評価 上積み大で「ハマれば突き抜けるシーンも」

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■スピード化した2歳マイル王決定戦

かつては「2歳王者決定戦」と呼ばれていた朝日杯フューチュリティSだが近年、三冠馬・コントレイルをはじめ、翌春のクラシック戦線を賑わす馬を輩出しているGI・ホープフルSの存在が大きくなるにつれ、「2歳マイル王決定戦」というフレーズが使われるようになってきた。

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実際、近年の朝日杯フューチュリティS上位馬を見ると、後にスプリント~マイル路線に向かった馬が多く、過去5年でクラシックホース3頭が出たホープフルSとは出走メンバーの傾向は大きく異なる。

とくに近年は芝1400m以下の実績を持つ馬が好走する傾向にある。昨年は前走・阪神芝1400mの未勝利を勝ち上がってきたグレナディアガーズが7番人気の低評価を覆す2歳コースレコードで制し、2019年には前走・京都芝1400m未勝利のグランレイが14番人気3着、16年も前走・京都芝1400m未勝利のボンセルヴィーソが8番人気3着。

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朝日杯フューチュリティSのスピード化が進んでいるのが見て取れる。

◆【朝日杯フューチュリティステークス2021/血統傾向】13年連続馬券内、強力データが後押しする穴馬に“一発”を期待

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■セリフォスはマイル3連勝中だが…

今年も前半3F33秒を計時する逃げ・先行馬が揃い、スピード競馬になる可能性は高い。そうなると、求められるのは瞬発力よりスピードの持続力。ここで無敗馬の明暗がわかれることになる。

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ダノンスコーピオンは芝1600mの新馬勝ちがあっても前半38秒1と緩い競馬で、スローからの瞬発力勝負しか経験していない点は不安材料となる。芝1800mで2連勝のドウデュースも同じくスピード競馬は未経験。そして、マイル3連勝中のセリフォスも、そのすべてがスローからの瞬発力勝負であり、前傾ラップの競馬に対応できるかは一抹の不安を感じる。ここは「△」評価に留めたい。

無敗馬の中ではジオグリフを最上位と見る。札幌2歳Sは前半36秒4-後半36秒8と極めてタイトな競馬で、これを早めに動いて突き抜けたあたり、スピードの持続力は相当高い。芝1800mしか経験はないが、むしろ近年の朝日杯フューチュリティSにフィットするはずだ。

ジオグリフ以外の無敗馬の評価を下げ、相手には過去にもたびたび穴を開けている芝1400m実績のある馬をピックアップ。穴馬3頭は「後編(土曜17時公開予定)」で紹介する。

▼穴馬アナライズ-後編
◆【穴馬アナライズ-後編Vol.1】単勝“20倍以上”の伏兵 レース巧者が波乱演出の可能性

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◆【穴馬アナライズ-後編Vol.2】前売り“10人気”前後の盲点 この戦績なら「買いの一手」

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◆【穴馬アナライズ-後編Vol.3】「ウマ娘」オーナー・ドーブネ 潜在能力の高さで上位争い

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朝日杯フューチュリティステークス2021予想コラム一覧

▼追い切り予想
◆【S評価】最高評価「S」は進境著しい実績馬 「阪神マイルなら勝ち負け必須」

◆【A評価】ジオグリフを上回る「A」評価 上積み大で「ハマれば突き抜けるシーンも」

◆【A評価】「厩舎流ハード攻め×馬具改善」で上昇気配漂う穴馬に高評価「A」

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▼穴馬予想
◆【危険な人気馬-前編】無敗馬の一角は“消し” 2歳マイル王決定戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】親子同一GI制覇を目論む、競馬センス抜群の伏兵馬を本命視

▼データ予想
◆【出走馬考察】2歳マイル王の座を目論む有力馬の戦力がまるわかり 実績上位のセリフォスの評価は

◆【データ攻略-前編】有力馬2頭を後押しする「馬券内率60%超」の追い風

◆【データ攻略-後編】変わり身が期待できる前走惜敗馬 当舞台で輝く名手を背にGI獲りへ

◆【騎手データ】人気馬騎乗のルメールは不振、狙いは「勝率50%」を誇る名手

▼その他データ傾向
◆【枠順】ジオグリフは「連対率0%」の7枠、最多3勝の良枠には人気薄の先行馬が入る

◆【血統傾向】13年連続馬券内、強力データが後押しする穴馬に“一発”を期待

◆【脚質傾向】押さえるべきは先行と差し、波乱の使者となるのは…

◆【前走ローテ】人気の“無敗馬”に連対率0%データ 前走内容の「絶対条件」とは

◆【人気傾向】昨年は7番人気が優勝も、注意すべき「1番人気」に共通する好走条件

▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-朝日杯FS編」

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。会心の的中はキセキが制した2017年菊花賞の3連単55万9700円。


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