【格闘技】那須川天心vs.武尊、両者が吐露した意地と感謝 6年越しで動き出した“世紀の一戦”

那須川天心(左)と武尊 (C)SPREAD編集部

RISE世界フェザー級王者・那須川天心と、K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者・武尊による“ドリームマッチ”がついに実現する。

格闘技ファン待望の一戦の実現を受けて「RIZIN」の榊原信行CEOは24日の記者会見で、「それぞれに背負っているものが多い。色んなものを背負って戦うに値する環境、選手がやろうと思える環境を整えることに一番こだわり、選手もそこに賭けてみようと思ってもらうことができる状況がようやく整った」と振り返った。

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■天心「最後のけじめとして」

この対戦は、契約体重が前日58キロ(当日計量62キロ)のキックボクシングルール(ワンキャッチ、ワンアタックあり)で行われる。開催地について榊原CEOは「日本の中の一番広い会場、一番インパクトのある場所」でこれから最終調整を行うとし、ルールの詳細と開催日時も今後調整するとした。

対決が6月に決定したことに伴い、天心はキックボクシングの引退時期を4月から6月に延期することも発表し「申し訳ないという気持ちもあるが、最後のけじめとしてこの試合を行って、勝ってキックボクシングを引退しようと思う」と意気込んだ。また、出場が予定されていた大晦日の「RIZIN.33」と、来年4月開催の「RISE ELDORADO 2022」についても出場を明言。対する武尊は、前回の試合から1年以上試合間隔が空いてしまうことから「6月までに1試合挟みたい」と語った。

■武尊「年齢のことも言われるが、今が全盛期」

ルール詳細はこれからとしたものの、榊原CEOは「ラウンドごとに(9-10など、数字で)見える化したい」と具体的なイメージを膨らませている様子で、今後両陣営と調整し判定基準の明文化、明確化をしていきたいと希望した。

これに対し武尊は「これからラウンド数とかも決まると思うんですけど、僕は正直、この試合にドローとか(判定)は要らないと思う。『延長無制限ラウンド』でやりたい」と発言。これを受けて天心は「決められたことをやるだけ」と慎重な姿勢を見せつつ、「この試合をやるにあたって、たくさんの人に感謝しなければいけないと思う。一番はファンのため」と静かに語った。

武尊は今回の試合がラストマッチとなる可能性について「僕は毎回そのつもり。1回でも負けたら引退すると決めて、この何年もやってきている。年齢のことも言われるが、今が全盛期」と試合にかける熱い思いを吐露した。

「天心選手がいたからここまで格闘家としてやってこれた。(存在を恨んだ時期もあったが実現できた今)感謝の気持ちが大きい」と振り返った武尊に対して、天心も「(試合をしたいと言って)6年ふたりとも1回も負けていない。これもなにかの運命」とコメントするなど、ファンだけでなく両者や関係者のボルテージも一気に高まっている。

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文・SPREAD編集部


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