【MLB】大谷翔平、“史上最高年俸”到達の可能性は… 米記者が契約延長のポイント解説

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

MLBと選手会は新労使協定を巡る交渉で合意できず、球団側は昨年12月からロックアウトを実施している。この間、一切の交渉や契約はストップし、例年とは大きく異るオフシーズンが続いている。

ロックアウト終了後の各球団の動きが注目されるなか、米地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」は19日(日本時間20日)、ロサンゼルス・エンゼルスの番記者であるジェフ・フレッチャー氏が読者からの質問に答える企画を掲載。メジャー5年目を迎える大谷翔平とエンゼルスの契約延長の動向について解説している。

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■二刀流の価値算出は「非常にタフ」

フレッチャー氏には様々な質問が寄せられているが、その筆頭で紹介されたのが大谷の契約延長についてだ。読者からの「エンゼルスにとって、大谷との契約延長を行うベストタイミングは? 大谷は史上最高額の平均年俸(※1)を得ることになりますか?」という問いに対して、フレッチャー氏は客観的視点も交えて解説している。

契約延長のタイミングについては「一般的にFAまで2年となったタイミングが契約延長の頃合い。つまり、オオタニの場合は現在から2022年開幕までの期間がベストタイミング」としながらも、現状のロックアウトが障壁になっているとの見方を示した。また、エンゼルスにとって悩みのタネとなるのが「二刀流選手」という前例のない大谷のスタイルであり、その価値を算出することは「非常にタフ」とつづっている。

フレッチャー氏は大谷の過去4年の成績が変動し続けていると記し、「今後毎年、『2021年のオオタニ』が続くのか? もし打者として好調でも、投手として不振に陥ったら? 故障などで二刀流が継続できなくなったら?」と様々なリスクがあることを指摘。不確定な要素を踏まえると、「私はオオタニが史上最高額の平均年俸を得ることはないだろうと思っています。ただし、それでも大型契約にはなるはず」と結論づけている。

フレッチャー氏の指摘通り、大谷にとって二刀流でのシーズン完走は昨季が初めて。今季も故障さえなければMVP級の数字を残すと期待されているが、エンゼルスが下す結論は果たして……。契約延長における「ベストタイミング」を逃さぬよう、ロックアウト明けにはエンゼルスが電光石火のアプローチを見せる可能性もありそうだ。

※1:現在の平均年俸最高額は、今オフにメッツと3年総額1億3000万ドル(約148億円)の契約を結んだマックス・シャーザー投手の4333万ドル(約49億円)。

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文・SPREAD編集部


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