進学取りやめに野球ファンの反応は?金足農業・吉田輝星がプロ志望を表明!

今年の第100回全国高校野球選手権大会で大活躍し、全国に金農旋風を巻き起こした金足農業(秋田)の吉田輝星投手。10月10日に学校で会見を行い、プロ志望届の提出を発表した。

会見では希望球団も聞かれた吉田投手だが、「プロの世界に入れるのであればチームは関係なく、しっかり自分が努力しようと思っています」と12球団OKの考えを示した。

将来は侍ジャパンでも活躍できるような投手に

甲子園での活躍により大ブレイクを果たした吉田投手は、大会後に選ばれたU-18侍ジャパンでアジア大会にも出場した。しかし、この大会ではリリーフ登板で失点が続き、思うような活躍ができなかった。

プロ入り後の目標を聞かれた吉田投手は、アジア大会でのプレーを思い出しながら「U-18で初めて日の丸を背負わせてもらいましたが、あまりいいピッチングができなかったので、もう一回日の丸を背負って次は勝てるピッチャーになりたいと思っています」と力強い眼差しで答えた。

両親からはプロ入りに慎重な意見も

甲子園で活躍したことにより吉田投手を取り巻く環境は一変した。

もともとは八戸学院大(青森)への進学を予定していたとのことだが、浮き上がるような力強いストレートはプロのスカウトにも高く評価され、既に複数の球団からドラフトに向けた調査書が届いているという。

甲子園の大会期間中から騒がれ出した吉田投手の進路。本人も進学かプロ入りか悩んだが、最終的には国体から戻ってきた10月4日に話し合いの場を持ち、野球部の監督や金足農業の校長先生、そして両親にプロ入りの意思を伝えたという。

「甲子園、国体を通じて自分たちの力を発揮し、チームで勝てたことが自信になって決断しました」とプロ志望の決め手を明かす吉田投手。

その話し合いでは、両親から引退後のセカンドキャリアを心配する意見も出たようだ。

「しっかり強い意志を持っているんだったら尊重すると言われたんですけど、その後(引退後)の生活のほうが長いので、まだ時間はあるからしっかり考えて決めろと言われました」

八戸学院大への進学を断ってプロ入りすることには、野球ファンからも多くの声が寄せられている。

投手の肩やヒジは消耗品とも言われる。甲子園で大活躍した投手が大学で故障してフェードアウトした前例があるため、本人の意思が固まっているなら高校から直にプロ入りしてもらいたいと感じるファンも多いようだ。

プロ野球の平均選手寿命は9年、30代まで続けられる選手は多くない

一方で両親の立場からすれば、引退後を考えるのは親心として当然だ。

プロ野球選手の平均選手寿命は9年、平均引退年齢は29歳。多くの選手が20代で引退と再就職を迫られる。

例えば、1度目の国内FA権取得まで、入団から平均11年以上、その平均年齢は32歳を超えています。一方で、選手の平均選手寿命が約9年で、平均引退年齢は約29歳ですから、数字的にはFA資格取得には選手寿命のほぼ全てが必要なのが実態です。
日本プロ野球選手会 公式サイトより

そうした厳しい世界で勝負することを決めた吉田投手。ドラフト会議では何球団から指名を受けるか注目だ。

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