トップリーグ「クボタスピアーズ」所属の立川理道選手が10月21日、インスタグラムを更新。
同じマネジメント事務所に所属しているデフ卓球(ろう者卓球)プレイヤーの川﨑瑞恵選手との2ショットを公開し、デフスポーツや手話に対する想いを綴った。
立川選手と川﨑選手は、競技こそ異なるものの同じマネジメント事務所に所属。
この日は事務所で対面し、デフスポーツを取り巻く環境などについて会話を交わしたようだ。
立川理道、ただいま手話を勉強中!
川﨑選手とは手話と使って会話をするという立川選手。「まだまだ勉強中で少しづつ覚えて行きたいと思います!」と語っている。
立川選手に対しては、激励のコメントや「励みになった」という声などが寄せられていた。
- はるくん素敵(^^)!!いいね!!!
- 手話を勉強されていると知って、私もブラッシュアップせねば!と励みになりました!!お互いがんばりましょうo(`・ω・´)○
- ゆずり葉というろうあ者が映画を作る映画、ぜひ見てみてください!
- 卓球選手のあの反射神経は凄いですね‼️私のまわりにも手話に携わる方(通訳とか教師とか)が。勉強したいです。
川﨑瑞恵が活躍している「デフ卓球」とは?
デフ卓球(ろう者卓球)とは、聴覚障がい者が行う卓球のことであり、川﨑選手は2度のデフリンピック(聴覚障がい者のスポーツ大会)出場実績を有する国内トッププレイヤーだ。
デフ卓球のルール自体は健常者が行う卓球と変わりはない。ただし、打球音などは聴こえないため、目で見える情報だけで球の速度やカーブのかかり方などを判断しなければならない難しさがある。
障がい者のスポーツの祭典としては「パラリンピック」が有名だが、実は聴覚障がい者向けの種目(デフスポーツ)はパラリンピックでは実施されておらず、先述の「デフリンピック」が独自に行われている。そのためデフスポーツは他の障がい者スポーツと比較して知名度が低いとされている。
来年ワールドカップが開催されるラグビーはもちろんこと、川﨑選手のような魅力的なアスリートが多く活躍しているデフスポーツにも今後より注目が集まってほしい。立川選手の投稿からはこういったメッセージが伝わってくる。
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