ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7日(日本時間8日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われた開幕戦、ヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手」としてスタメン出場。投げては5回途中、4安打、9奪三振1失点をマーク、打者としては4打数無安打に終わった。試合は1-3でエンゼルスが敗れ、大谷は初黒星を喫した。
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■三振量産で本拠地から歓声
投手としては、5回途中9奪三振1失点の好投も実らず、80球で降板。スプリットの精彩を欠くなか、カーブを織り交ぜるなど柔軟な対応で奪三振を量産。三振を奪うたびに本拠地のファンを沸かせた。直球の最速は99.8マイル(約161キロ)だった。
また、今季からは、降板後もDHとして打席に立ち続けることができるため、打者としては8回まで出場。4打数無安打1四球に終わるも、最後まで本塁打狙いの積極的な強振を見せた。
エンゼルスは大谷の降板後、4人で継投するも、8回表に登板したライアン・テペラが2者連続本塁打を浴び、0-3とリードを広げられた。しかし、その裏エンゼルスは9番デービッド・フレッチャーが適時打で1点を返し、2死三塁、一発出れば同点の場面でバッターボックスには1番・大谷。
エクトル・ネリスが投じた5球目、高めストレートを強振すると、右翼スタンド方向へ高々と上がる大飛球となり球場は大歓声に包まれたが、惜しくもライトフライへ倒れ、今季1号もお預けとなった。
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文・SPREAD編集部