【MLB】メジャー初本塁打を放った鈴木誠也 好調の要因を同僚が指摘「無駄にボールを追いかけない」

カブス・鈴木誠也(C)ロイター/USA TODAY Sports

シカゴ・カブス鈴木誠也外野手は10日(日本時間11日)、本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に「5番・右翼」でスタメン出場し、初回の第1打席にメジャー1号となる3点本塁打を放った。この日は3打数1安打1四球3打点で、開幕3戦を終えて打率.375、1本塁打、6打点となった。試合はブルワーズが5-4で勝ち、カブスは3連勝を逃した。

◆【実際の映像】地元ファンも総立ちで熱烈声援、打った瞬間にそれと分かる鈴木誠也の豪快なメジャー初本塁打

■ミスショット少なく空振りわずか1

鈴木は開幕3試合目でクリーンアップに昇格。メジャー初アーチは、初回2死一、二塁の場面で飛び出した。3ボール1ストライクから右腕ペラルタのスライダーを捉えると、打球は左右間スタンド中段へ飛び込んだ。飛距離412フィート(約125.6メートル)、速度110.9マイル(約178.5キロ)、角度27度を計測。打った瞬間にそれと分かる豪快な一発だった。

試合後、鈴木が「忘れられない瞬間」と振り返った記念すべき1号について、MLB公式Twitterは「キャリア初の本塁打は文句なし」と祝福。カブス公式アカウントも「開幕3試合で6打点」と称賛した。

MLB公式サイトは、好調の要因を分析。デービッド・ロス監督は「スズキは自分のゾーンを知っていて、そこに徹している。際どいボールにたじろぐことさえあまりない。彼は、彼のゾーンにコミットしている」とコメント。ヤン・ゴメス捕手も「正直な話、ものすごいことだよ」とした上で、「単にスイングしないということではなく、彼は無駄にボールを追いかけない。シーズン序盤では普通、その逆が多いんだけどね」と話し、ボール球に手を出さず、自分のスイングができるボールに対して、しっかりコンタクトするスタイルを評価した。

鈴木はここまで13回打席に立ち、スイングは11。そのうち、空振りはわずか1。残り10回はファウルが5本、安打が2本、犠牲フライ1つ、ゴロ1つ、そして、今回のホームラン1本という内容。“自分のゾーン”にボールが来たらスイングし、確実にバットに当てるというパターンは数字にも現れている。

メジャーでも自分の打撃スタイルを発揮し、好スタートを切った鈴木。得点圏打率は.667をマークし、勝負強さも見せている。ロス監督は「メジャーの投手のバリエーションや環境に慣れれば、このまま歩み続けることができるだろう」と期待を寄せた。

◆【実際の映像】地元ファンも総立ちで熱烈声援、打った瞬間にそれと分かる鈴木誠也の豪快なメジャー初本塁打

◆なぜ鈴木誠也の評価は米国で高騰するのか 現地の声や成績面から見えた“真の強み”とは

◆秋山翔吾はなぜ米国で苦戦するのか 打撃データが物語る「明白すぎる課題」

文・SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします