ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は15日(日本時間16日)、テキサス・レンジャーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。初回の第1打席に今季1号となるソロ本塁打を放ち、第3打席には今季2号となる2ランが飛び出した。
大谷は5打数2安打2本塁打3打点、打率.206。試合は9-6でエンゼルスが勝利、4勝4敗の勝率5割とした。
◆【実際の映像】「He’s Back」大谷翔平、先頭打者アーチに続く本日2本目は右翼スタンド中段への特大2ラン
■チームの逆転を呼び込む今季2号
初回の第1打席、開幕から8試合31打席目となる待望の第1号を、初球先頭打者弾で決めた大谷。その後、試合は4回裏、エンゼルスは満塁で申告敬遠押し出しという異例の作戦を取るも、一挙5点を許し不穏なムードが漂ったが、大谷の一振りが再びチームを活気づけた。
大谷は5回の第3打席、1死一塁の場面で、相手3番手のコルビー・アラードが投じたカットボールを強振、あっという間に右翼スタンド中段へ到達する今季2号2ランを放った。本日2発目は打球速度108.1マイル(約174キロ)、飛距離415フィート(約127メートル)、打球角度35度。スタンドインを確信した大谷は控えめのバットフリップを見せた後、ダイヤモンドを駆け抜けた。
その後、3番ジャレッド・ウォルシュの適時打などで一挙5点を奪ったエンゼルスは5回で逆転に成功。7回にはウォルシュの2ランで追加点を挙げ、大谷の2本を含むチーム合計5本の一発攻勢でエンゼルスが勝利した。
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文・SPREAD編集部