【MLB】打撃好調の鈴木誠也、四球ペースはレジェンド級 米メディアはボンズ、ルース、ウイリアムズ、マグワイアらと比較

カブス・鈴木誠也(C)Getty Images

シカゴ・カブス鈴木誠也は17日(日本時間18日)、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に「5番・右翼」でスタメン出場。7回の第4打席に右翼への4号ソロ本塁打を放った。開幕から連続試合安打を「8」に伸ばし、2003年に松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)が記録した「7」を抜き、日本選手歴代2位に浮上。07年に岩村明憲(タンパベイ・レイズ)がマークした日本選手最長の9戦連続の記録更新も視野に入って来た。

鈴木はこの日、3打数1安打2四球1打点。今季の成績は打率.400で4本塁打11打点となった。試合はカブスが6-4で勝利した。

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■打ち取る方法は“ボール球をストライクとコールしてもらうこと”

1死無走者で迎えた7回の第4打席。鈴木は1ボール1ストライクからの3球目、右腕ゴードウが投じた93マイル(約150キロ)の速球を逆方向へ弾き返すと、打球は右翼席へ飛び込んだ。打球速度98.4マイル(約158.4キロ)、飛距離382フィート(約116.4メートル)を記録した4号ソロに対して、ESPNのジェシー・ロジャース記者は「セイヤ、なんというMLBキャリアのスタートなのだろう。コロラドで逆方向への本塁打」とつづり、MLB公式Twitterも「まだまだ熱いセイヤ」と記し、炎の絵文字とともに投稿した。

また、シカゴのスポーツサイト「ブリーチャー・ネーション」は、鈴木を打ち取る唯一の方法は「ストライクゾーンに近くもない球を投げて、それを3球ともストライクとコールしてもらうことだ。信じられないような戦略だ」と記し、仕留めることがどれだけ難しいか表現した。

そのほか、米データ会社「Codyfi」によると、鈴木は「ここまで40スイングして、本塁打4本、二塁打2本、シングル4本を記録しており、スイング数に対する総出塁数の割合がMLBで最も良い」という数字を紹介し、ミートする技術の確かさを紹介した。

打撃好調の鈴木だが、四球の多さも顕著となっており、9試合を消化した時点で試合数と同じ9四球を記録。米「NBC sports chicago」はこの点に関連し、「スズキはボンズ、ルース、テッド・ウィリアムズについていけるか?」と題した記事を掲載。それによると、「フルシーズンで、チームの試合数と同じ数の四球を選んだ選手は、歴史上バリー・ボンズ(3回)、テッド・ウィリアムズ(3回)、ベーブルース(1923年)、マーク・マグワイア(1998年)の4人だけ」だという。

カブスのデビッド・ロス監督は鈴木について、「とにかく目立つのは打席で落ち着いていること。外角のボール球に手を出さないの印象的」とし、自分のストライクゾーンを持ち、無駄にボールを追いかけない姿勢を評価。際どいボールにも動じず、しっかり見極めているため、四球は今後も増えそうだ。

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文・SPREAD編集部


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