【マイラーズC2022】過去10年の枠順・騎手データから読み解く狙うべき馬とは

 

【マイラーズC2022】過去10年の枠順・騎手データから読み解く狙うべき馬とは

第53回・マイラーズC(GII、芝1600m)は昨年に続き、京都競馬場の改修により阪神開催となる。

安田記念への優先出走権が与えられるトライアルレースとして、距離延長の中山記念2着からマイル戦へ戻るカラテ、前走・東京新聞杯12着から巻き返しを狙うホウオウアマゾン、前年の覇者・ケイデンスコール、前走・リステッド競走から挑むエアロロノアエアファンディタファルコニアらが出走する。

ここでは、過去10年のデータ傾向から予想のヒントになる「枠順・騎手データ」を分析していく。

◆【マイラーズカップ2022/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは

■枠順傾向・騎手別成績

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枠順表には、2020年以前の京都競馬場で開催された分も含まれている。阪神競馬場で開催された芝1600mの重賞レースでの枠順成績(過去10年分)に注目すると、5枠が【14-9-10-88】勝率11.6%、連対率19.0%、複勝率27.3%とトップの成績となっている。今年、サトノアーサーエアファンディタが入った。

同コースの重賞レースを得意としているのは、ファルコニアに騎乗する川田将雅騎手だ。16日のアーリンカップは1番人気のダノンスコーピオンで、10日の桜花賞では7番人気のスターズオンアースで勝利している。同騎手がファルコニアに騎乗した阪神競馬場での成績は【2-1-0-0】と連対率100.0%と軽視はできない。

また、気になるのが1番人気想定のカラテに騎乗する菅原明良騎手だ。同騎手は阪神競馬場の経験が【0-1-1-2】と4鞍しかなく、そのうち芝1600mは1鞍のみ。この点がカラテにどう影響するか気になるところだ。

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文・SPREAD編集部