世界最大のエクストリーム・スポーツ国際競技大会「X Games(Xゲームズ)」が日本初上陸し、4月22日にZOZOマリンスタジアムで開幕。大会初日は男子スケートボード「バート」とBMX「フラットランド」の決勝に加え、4種目の予選が行われた。
◆【実際の動画】新星・早川起生のBMX「フラットランド」でのプレー
■初日から日本人選手のメダル・ラッシュ
2003年以来、19年ぶりにX Gamesの競技ラインナップに加わったBMX「フラットランド」は、8人のアスリートが対戦式のトーナメントを繰り広げた。銅メダル争いは、佐々木元がマティアス・ダンドワと対戦し、千葉が地元の佐々木が銅メダルをもぎ取った。さらに金メダル争いでは、今大会最年長のアレックス・ジュメリンとBMX最年少の早川起生が対戦。新星・早川がX Games初の金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
夕刻には男子スケートボード「バート」の決勝が開催され、今大会初の金メダルはアメリカのジミー・ウィルキンスが手にした。銀メダルは日本の芝田モトが獲得、X Gamesでは悔しい自身3つ目の銀メダルとなった。また、13歳のギー・クーリーはX Gamesの男子スケートボード バート史上最年少で自身初のメダルを獲得し、銅メダルで表彰台に立った。
女子スケートボード「ストリート」では、日本人スケーターの織田夢海が1位で予選を通過、続いて行われた女子スケートボード「パーク」でも、開心那が予選をトップで終えた。さらに男子BMXパークでも中村輪夢が予選首位に躍り出、初日から日本勢の好調をアピールした形だ。
23日は男子スケートボード「ストリート」予選に東京五輪金メダリストの堀米雄斗が登場するほか、男子スケートボード バート ベストトリック、女子スケートボードパーク決勝、男子BMXパーク決勝、モトエックス ベストウィップ、男子BMX ストリート決勝が開催されている。
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文・SPREAD編集部