【X Games】日本初開催、雨の激闘を制した堀米雄斗 一問一答「応援が力になった」

2本目のランで会心のトリックを決め笑みを浮かべる堀米(撮影:たまさぶろ)

世界最大のエクストリーム・スポーツ国際競技大会「X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo(Xゲームズ)」は24日の最終日、東京五輪金メダルの堀米雄斗が優勝、日本勢が表彰台を独占し、歴史的幕を閉じた。

◆【実際の映像】これぞ王者の貫禄…堀米雄斗が日本初開催「X Games」での優勝を決めた圧巻パフォーマンス

■堀米「自分への挑戦やりきった」

8選手全員が2本のランを終え、銀メダルを獲得した池田大暉が3本目で2回転倒した段階で競技は雨天打ち切り。

これで優勝を勝ち取った堀米は「雨のせいで苦しんだけども、日本のこうした観衆の前で新しいトリックを魅せられて幸せ。(X Ḡames)は自分にとって夢のコンテストだし、とにかく嬉しい」と声援に応えた。

さらに詰めかけた大観衆に向かって「みなさん、今日来てくれてありがとうございます。ほんとにオリンピックの時は観客なしで、すごい寂しかったんですけど、こうやって今日Xゲームをいろんな人たちが見に来てくれて、自分のやりたいこと、新しいトリックもできて(スケートボードの)楽しさを伝えられたのかなと。みなさんありがとうございました」と感謝を口にした。

さらに「日本でXゲーム初開催ということで、雨が降ったりやんだりという環境だったんですけど、ちゃんと決勝を(2本)滑ることができて、その中でも、自分がやりたいことがコンテストでできた。それが本当に結果につながった」と勝因を分析。

新しいトリックについては「今までやったことない技で、大会でも一度もトライしたことないトリック。オリンピックが終わってから準備していたのが、それがこのXゲームで自分への挑戦としてやりきることができて、决められたのが(うれしい)」と感慨深く語った。

ハンドレールでトリックを決める堀米(撮影:たまさぶろ)

テレビではオンエアされなかったが本番前の練習、オンエアメインカメラの前で、ハンドレールからの着地に失敗、2度ほど大転倒した。その衝撃のあまりしばらく立ち上がれず、周囲から「大丈夫」としきりに声をかけられたほど。それを本番ではずばり決めるあたりはさすが五輪チャンピオンの貫禄と思わせた。

雨天でのランについても「滑るのが(滑走順が)最後だったし、すごい緊張した。雨も強くなって来てたし、レールも滑りやすかったし。その中でも準備した結果がちゃんと出た。こんなに観客が入ったことなくて、ほんとにすごいみんなの応援が力になったと思います」とファンのありがたみについて何度も口にした。

日本勢表彰台独占については「ほんとに海外から来てる選手もレベルが高くて、その中で日本人のレベルの上がってる」と第一人者として、その喜びを表現した。

堀米の次なる目標は、大会の連覇はもちろんのこと、このスケートボードのカルチャーをさらに広めること。実は堀米が幼少の頃から練習に励んできた江東区大島小松川公園の階段は、金メダル人気も手伝い、使用不可となってしまった。日本のスケボー事情改善のためにも、世界的スターによる、さらなる取り組みに期待が寄せられる。

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文・SPREAD編集部


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