ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は27日(日本時間28日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われるクリーブランド・ガーディアンズ戦に「2番・投手」でスタメン出場する。
大谷は前日の同戦で、4打数1安打1得点。3点リードで迎えた5回の第3打席で、2試合ぶりの安打を放って出塁すると、続くトラウトの適時二塁打で、一塁からホームに生還。自らチャンスメイクし俊足を生かして、チームの勝利を後押した。エンゼルスは、4-1で勝利。3連勝で貯金を今季最多の「4」とした。
◆【試合速報】大谷翔平、二刀流の本領発揮で躍動 5回2失点で2勝目、バットでは今季初3安打固め打ち
■昨年は“二刀流”で3本塁打
相手先発のザック・プリーサックは、昨季25試合に登板して10勝6敗、防御率4.67。今季は3試合に登板して防御率1.53と好調で、前回21日(同22日)のホワイトソックス戦では7回途中、7安打2失点で今季初白星を挙げた。昨季は大谷と5月18日(同19日)にエンゼル・スタジアムで対戦しており、その日は大谷が2打数2安打1本塁打と、飛距離439フィート(約134メートル)の特大14号アーチを放っている。
大谷は前回登板の20日(同21日)のアストロズ戦で、6回1安打無失点、自己最多タイとなる12奪三振と好投し今季1勝目をマーク。打者としても、4打数2安打2打点とマルチ安打を記録して、投打ともに活躍した。
大谷は昨季、投打同時出場した20試合のうち3試合で本塁打を放っている。今回の試合で一発が出れば、昨季9月9日(同10日)のアストロズ戦以来、231日ぶりの二刀流アーチとなる。先発プリーサックからも本塁打を放っているだけに今季初の“本拠地アーチ”と、今季2勝目なるか注目だ。
試合情報
エンゼルス-ガーディアンズ
試合開始:日本時間4月28日(木)10:38
中継情報:AbemaTV、NHK BS1
◆不振続く大谷翔平について打撃コーチが見解「パニックになっていない。誰もが経験すること」
◆大谷翔平、“史上最高年俸”到達の可能性は… 米記者が契約延長のポイント解説
◆大谷翔平、今季初勝利の裏にあった”スライダーの積極活用” 快投に敵将賛辞「素晴らしかった」
文・SPREAD編集部