ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は29日(日本時間30日)、敵地ギャランティード・レート・フィールドでのシカゴ・ホワイトソックス戦に出場、今季初の「4番DH」で4号ソロを放った。
◆【実際の動画】解説者も「ショータイムが帰ってきた」と絶叫した大谷翔平の4号HR
■今季初4番の初打席でHR
1回表、テイラー・ウォードが大谷のお株を奪う先頭打者ホームランを放つと2死後、大谷も負けじと右腕ルーカス・ジオリトに対し、3-1からの5球目高めを振り抜き、センターへ4号ソロを叩き込んだ。11試合ぶりの一発は、打球速度108.3マイル(約174キロ)、飛距離419フィート(約128メートル)、打球角度28度だった。
これには現地実況も「ショータイムが帰ってきた! これが大谷のスイング! これがホームランだ!」と興奮を伝えた。
大谷が4番を打つのは2020年9月27日のドジャース戦以来、579日ぶり。直近10試合46打席でノーアーチだった大谷だが、前回は5度目のマルチ安打と調子を取り戻しつつあった。前日の完全休養明けから打線の組み換えもあり、すかさず結果を出したかたちだ。
昨季、大谷はオールスター明けから打率と本塁打ペースともに低迷したが、7月23日(同24日)に「完全休養」すると、その打棒を発揮。休養前5試合で22打数3安打1本塁打2打点であったのに対し、明けた5試合は22打数8安打3本塁打7打点と、V字回復。今回も休養明けの期待に見事に応えた。
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文・SPREAD編集部