【ラ・リーガ】2試合ぶり先発の久保建英、同点を演出も沈むマジョルカを救えず 自身も来季構想外か

マジョルカ・久保建英 (C)Getty Images

久保建英が所属する16位のマジョルカは7日、降格争いの渦中アウェーで18位のグラナダと対戦、2―6で大敗を喫した。この敗戦によりマジョルカは順位を18位に落とし、3試合を残し降格圏に沈んだ。

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■大敗の中、守備面で難点を露呈

この試合で久保は2試合ぶりにスタメン出場、チームを救う活躍が期待された。開始4分、その期待に応えるかのようにドリブルで切り込むと、相手に当たったボールが目の前にこぼれ、GKルイス・マキシミアーノと1対1に。しかし、これを簡単に止められ、決定機を逃した。逆にその2分後、こぼれ球をグラナダのルイス・スアレスに押し込まれ、先制点を許す。

見せ場は27分。久保の右からのクロスをFWヴェダト・ムリチが落とすと、走り込んだMFサルバ・セビージャがエリア外から豪快ミドルをゴールへと叩き込み、同点とした。だが、見どころはここまで。後半開始1分で勝ち越し点を許すと、同10分にも久保のボールロストからさらに失点を重ね、もはや打つ手なし。大敗したマジョルカは18位転落となった。

久保は攻撃の軸となる場面もみられたものの、大敗の中、守備面で難点を露呈。チームディフェンスに絡まない点は、スタミナ不足との見方も広がり、後半の交代につながった。レアル復帰が絶望視される中、マジョルカの来季構想にもその名が見られず、チーム降格の危機とともに、久保自身の進退も気になる試合ぶりだった。

現在、15位のヘタフェは36ポイント、16位のカディスは35ポイント、17位のグラナダは34ポイント、そして第18位のマジョルカが32ポイント。マジョルカにとってはこれからの3試合で1勝を挙げれば降格圏内から抜け出す可能性が高いが、今後の対戦はセビージャ(アウェー)、ラージョ(ホーム)、オサスナ(アウェー)と上位陣ばかり。一方、マジョルカは1敗でもすると、降格がほぼ決まってしまう厳しい状況だ。

毎年この時期、降格を巡って激しい戦いが繰り広げられるが、今年はマジョルカを巻き込んだ3つ目の降格チームを巡る争いが、シーズン終了まで続くことになりそうだ。今季終了時、胸をなでおろすのはどのチームか、久保の今後の動向を占う点でも、リーガ・エスパニョーラから目が離せない。

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文・對馬由佳理(スペイン在住)


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