【ヴィクトリアM/穴ライズ】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 絶好のパートナーで「大番狂わせ」を狙う

過去10年、ヴィクトリアマイルでの1番人気馬の成績は【3-2-0-5】で、2番人気、3番人気馬による勝利はない。その一方で4~6番人気が4勝を挙げ、7~9番人気が2勝、11番人気が1勝。全体的に伏兵馬の好走が多く見られるレースだ。ストレイトガールが勝利した2015年は5番人気、12番人気、18番人気による決着で3連単2070万5810円を記録。これはJRA3連単の払戻金ランキングで6位となっている。

ヴィクトリアマイルがこれだけ荒れる理由として、1600mという距離が考えられる。2200mで行われる下半期唯一の古馬牝馬GIエリザベス女王杯では、出走馬は中距離を使ってきた馬が大多数を占めるが、ヴィクトリアマイルはスプリント路線組と中距離路線組が激突する。このようなローテーションの多様化が力関係のジャッジを難解にし、その結果、馬券が荒れるという図式が成り立つわけだ。

◆【ヴィクトリアマイル2022予想/穴馬アナライズVol.1】前日“10人気”以上の盲点 「激走の条件は揃っている」

【ヴィクトリアM/穴ライズ】前日“10人気”以上の盲点 「激走の条件は揃っている」

過去10年でフタ桁人気馬は【1-4-2-79】と7頭が馬券に絡んでおり、今回はその馬たちの前走に着目する。7頭のうち3頭が阪神牝馬Sからの臨戦だったが、14年のヴィルシーナは5番人気11着、13年のホエールキャプチャは6番人気14着と、2頭が人気を裏切る走り。一方、阪神牝馬S以外の4頭の前走は全馬が牝馬限定GIIIで、ランブリングアレーが中山牝馬Sで7番人気1着、デンコウアンジュが福島牝馬Sで8番人気4着、ケイアイエレガントが京都牝馬Sで9番人気1着、ミナレットが福島牝馬Sで14番人気5着と、人気以上の好走をしてから本番に臨んでいた。

前者に関して、過去10年のヴィクトリアマイルでは前走阪神牝馬S組の出走が最も多く、そこで人気を下回っているようでは本番で軽視される傾向があるということか。ただし、番組表的に阪神牝馬Sが久々という馬も多くおり、ヴィクトリアマイルでの巻き返しを見るとこの一戦だけで見限るのは早計と言える。また、牝馬限定GIII組は出走馬のレベルが低いと判断されるケースが多く、好走していても人気になりづらい。この2パターンがヴィクトリアマイルにおける「穴馬」発掘のヒントとなる。

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2走前の中山牝馬Sでは15番人気ながら、目の覚めるような末脚で差し切って重賞初勝利を飾った。ハンデ戦ということもありこの勝利をフロック視する向きもあったが、前走の福島牝馬Sでは6番人気2着。アナザーリリックの末脚には屈したものの、早め先頭からあわやのシーンを演出し確かな成長を示していた。

1800mに距離を伸ばして連続好走しているように焦点はマイルへの距離短縮だが、いまの充実ぶりならなんなくクリアする可能性はある。これまで4度騎乗している松岡騎手とのコンビは【2-2-0-0】と手も合うようで、絶好のパートナーを背に大番狂わせを虎視眈々と狙う。

あまり速い脚を持っていないタイプなので、持ち前の機動力を武器に持久力勝負に持ち込みたいところ。昨年の11月からコンスタントに稼働しており、今回は中2週でのレースとなるが中間もキビキビしておりデキ落ちの心配もなし。覚醒したいまなら一発があっても驚けない。

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ヴィクトリアマイル2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
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◆【A評価】GI未勝利馬に“文句なし”の高評価 「精神面が研ぎ澄まされている」

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▼データ予想
◆【データ攻略-前編】レイパパレとデアリングタクトに明暗、注目の“100%”と“ゼロ”データとは

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◆【騎手データ】ソングラインに黄信号 一発が見込める注目の人馬とは

▼その他、過去10年データ傾向
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◆【血統傾向】充実期を迎えた想定“10人気”前後の穴馬が、単回収値「168」データに該当

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◆【前走ローテ】阪神牝馬S組に“穴馬”多数 「GI馬を差し置いて注目の存在」

◆【人気傾向】オッズ拮抗の1人気は“危険” 「狙いは10人気以下の大穴」

▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-ヴィクトリアマイル編」

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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