【オークス/血統傾向】府中の大舞台で輝く“本命”と“大穴” 「父から仔へ受け継ぐ適性」

22日に東京競馬場で行われるオークス(GI、芝2400m)の「血統傾向」を分析する。

桜花賞では7番人気のスターズオンアースが制し、1番人気のナミュールがよもやの10着、2番人気の2歳女王・サークルオブライフは4着。大波乱の牝馬クラシック第1弾を経て、忘れな草賞勝ちのアートハウス、フローラS勝ちのエリカヴィータら、別路線組を交えて牝馬の頂上決戦が行われる。

ここでは、血統データから読みとくオークスの推奨馬を紹介する。

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■父の特徴を受け継いだ産駒の適性

データは2012年以降で集計。過去10年のオークスで3着内馬の血統傾向は以下の通り。

ディープインパクト産駒が4勝を誇り、着別度数は【4-5-3-29】(勝率9.8%、連対率22.0%、複勝率29.3%/単回収値44)。出走頭数が多いためアベレージこそ低いが、過去10年の馬券内30頭中12頭が同産駒と、他の種牡馬を圧倒している。

しかし、昨年は2番人気のアカイトリノムスメが2着、2020年は8番人気リアアメリアの4着が最高着順で、勢いが衰えているのは事実。ここは新興勢力からオークスの適性を見極めるべきだろう。

注目はエピファネイア産駒。オークスには2頭しか出走歴はないが、2020年にデアリングタクトが無敗で制し、昨年は17番人気のミヤイハイディが6着に健闘した。エピファネイア産駒は東京芝2400mのレースで【2-4-4-21】。この中には昨年の日本ダービーで2着となったエフフォーリア、2020年のジャパンC3着のデアリングタクトも含まれ、とくに大舞台の東京芝2400mにめっぽう強い。エピファネイア自身、レース上がり3F35秒0とタフなレースになったジャパンCを圧勝。父の特徴を受け継いだ産駒は、府中の大舞台でこそ輝くというわけだ。

今年、エピファネイア産駒の注目は何と言っても、サークルオブライフ。母系はアドマイヤジャパン、タイキシャトル、Storm Catと、「末脚の持続力」が特徴の血統背景で、サンデーサイレンスの4×3はデアリングタクトと同じ。血統構成からも、スピード勝負に屈した桜花賞4着からの巻き返しは濃厚と見る。

もう1頭の同産駒・ニシノラブウインクをピックアップする。こちらもアグネスタキオン、Caerleon、Rainbow Questと、サークルオブライフに似た持続型の血統構成で、同じくサンデーサイレンスの4×3。大穴候補として挙げておきたい。

▼その他、過去10年データ傾向
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文・中井達也(SPREAD編集部)


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