21日に中京競馬場で第29回・平安ステークス(GIII、ダート1900m)が開催される。今年も京都競馬場の改修のため、中京競馬場で開催される。
昨年の最優秀ダートホースであるテーオーケインズ、連覇を狙うオーヴェルニュ、前走・マーチSを制したメイショウハリオ、2020年のジャパンダートダービー覇者のダノンファラオらが出走する。
ここでは、過去10年のデータ傾向から予想のヒントになる「枠順・騎手データ」を分析していく。
◆【平安ステークス2022/前走ローテ】動く過去9年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
■枠順傾向・騎手別成績
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過去10年の中京ダート1800m~1900mの重賞レースで最多となる6勝をしている4枠に、デルマルーヴルとスワーヴアラミスが入った。また、複勝率トップの2枠にはケイアイパープルとテーオーケインズが入った。
重賞レースに限定した成績の騎手データを見ると、サンダーブリッツに騎乗する川田将雅騎手が【2-1-1-4】で複勝率50.0%を誇る。しかも今回入った6枠は2021年に3鞍あり、【1-0-1-1】と複勝率は66.7%に上昇するのも見逃せない。
また、最多勝利数となる41勝を挙げているのは、オーヴェルニュに騎乗する福永祐一騎手だ。同騎手は昨年の本レースで同馬で勝っているだけでなく、ダート1900mの重賞レースに限れば【1-0-1-1】と複勝率66.7%を誇だけに好走に期待したい。
◆【平安ステークス2022/人気傾向】過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
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文・SPREAD編集部