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日本シリーズMVP甲斐拓也、入団1年目は「スローイング以外ほぼ素人」だった?大西宏明が秘蔵写真を公開

日本シリーズMVP甲斐拓也、入団1年目は「スローイング以外ほぼ素人」だった?大西宏明が秘蔵写真を公開
(C)Getty Images

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元プロ野球選手の大西宏明さんがインスタグラムを更新。今季の日本シリーズMVPを獲得した甲斐拓也選手の秘蔵写真、そして現役時代のエピソードを投稿している。

入団間もない甲斐選手を見たときの率直な感想も綴られた。

育成ドラフト6位から日本シリーズMVPに

2011年に引退し、現在は大阪で飲食店を経営している大西さん。現役時代最後の1年間をソフトバンクホークスで過ごしたが、その年に育成ドラフト6位の新人として入ってきたのが甲斐選手だった。

まず大西さんは「拓也!!日本一&MVPおめでとう」と甲斐選手を祝福。投稿には両手でピースサインを作った甲斐選手の写真が添えられている。

日本シリーズでは、新記録となる6連続盗塁阻止で“甲斐キャノン”の呼び名を全国に轟かせた甲斐選手。しかし、プロ入りは育成選手からのスタートだった。

1年目は3軍のみの出場にとどまり、2年目で初の2軍公式戦出場。3年目でやっと支配下登録され、背番号も育成選手を表す3桁から現在の62番になった。

スローイングは「今までで1番」だけど、それ以外は「ほぼ素人」だった1年目

プロ1年目の苦闘を見ていた大西さんは、7年前を思い出しながら「#この時はこんな日が来ると思ってなかった」と懐かしむ。

当時からスローイングには光るものがあり、プロ選手から見ても「#凄かった #今までで1番」と大西さんを唸らせた甲斐選手だが、それ以外の部分では「#ほぼ素人でした」とまだまだ荒削りだったようだ。

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2011年オフに戦力外通告を受けた大西さんは引退を決意。退団するときに甲斐選手は「号泣してくれた」という。

その人となりを大西さんは「#めっちゃ純粋 #ヤンチャ坊主」と表現し、日本シリーズ優勝とMVPを「#心の底から #日本一 #mvp #おめでとう」と祝福した。

甲斐選手を祝福する大西さんの投稿には、ファンからもお祝いのコメントが寄せられている。

  • この時はまだ細いですね今はもう逞しくなったね優勝おめでとう。そしてMVPおめでとう
  • 甲斐キャノン、凄かった!
  • この時に比べれば体も大きくなったー!!甲斐選手おめでとぉー!

捕手の日本シリーズMVPは史上5人目

甲斐選手は捕手では史上5人目の日本シリーズMVP受賞者となった。

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過去に捕手で日本シリーズMVPを獲得した選手には1962年の種茂雅之さん(東映)、1967年の森祇晶さん(巨人)、1997年、2001年の古田敦也さん(ヤクルト)、2009年の阿部慎之助選手(巨人)がいる。

これまで日本シリーズMVPを受賞した捕手は、いずれもバッティングが優れていた。

古田さんと阿部選手は打撃でもクリーンナップを担う「球界を代表する打てる捕手」。種茂さんもこの年の日本シリーズでは5打点を挙げており、森さんは第3戦でホームランを放っている。

対して甲斐選手は14打数2安打で打率.143と打撃面では精彩を欠いたが、6連続盗塁阻止の衝撃は大きく、打撃偏重の前例を覆す受賞になった。

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