【テニス】大坂なおみ、昨年の全仏オープン棄権の影響「懸念していた」

 

【テニス】大坂なおみ、昨年の全仏オープン棄権の影響「懸念していた」
大坂なおみ(C)ロイター

女子テニスの大坂なおみは昨年の全仏オープンでは、メンタルヘルスを理由に試合後のメディア対応をボイコット。当時気分を害した人々と今年の同大会で出会う可能性を懸念していたという。

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■「誰もがとてもポジティブに反応してくれている」

大坂は2021年の全仏オープン開幕前、精神衛生上の理由から、選手たちに義務付けられている試合後の記者会見には応じないと発言。大坂は当時、約3年にわたりうつ病に苦しんでいたと明かした。

大坂は20日、報道陣に対し「(昨年の)状況に対応した方法は良くなかったけど、何らかの形で気分を害してしまった人々と鉢合わせになることが心配だった」とコメント。「でも誰もがとてもポジティブに反応してくれていると思う」と話した。

大坂は今年の全仏オープン初戦でアマンダ・アニシモバ(米国)と対戦する。

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文・SPREAD編集部=ロイター