【Dリーグ】カドカワ・ドリームズ史上最高得点も敗退! 21-22レギュラーシーズン、ラスト・ショーの煌めき

KADOKAWA DREAMS(C)D.LEAGUE 21-22

昨年の11月14日に開幕したDリーグのセカンドシーズンは去る5月18日、チャンピオンシップへの進出をかけた決戦にして最終ラウンドとなるラウンド12を終えた。

ここまで、全Dリーガーが挑んできた「まったく新しいナンバーを2週間に1度のハイペースで12作品“ぶっ通し”で披露する」という長きにわたる前代未聞の戦いも、二度目のクライマックスを迎えたのである。会場の東京ガーデンシアターも、コロナ対策で一席ごとに間隔を空けての客入れとなってはいるものの、着席可能シートはほぼ満席、これまで以上に多くのダンスファンで埋め尽くされた。

レギュラーシーズンはこの日をもって終了。全11チームの中から勝ち進んだ6チームによって、6月5日(日)にトーナメント制となるチャンピオンシップが開催される。

前回のラウンド11で既にチャンピオンシップへの進出が確定したセガサミー・ルクスフルキャスト・レイザーズ以外の、上位で拮抗している数チームにとって、このラウンド12はチャンピオンシップ進出の残り4枠を賭けた大勝負であり、また進出は厳しいと思われるチームにとっても、来シーズンに向けて有終の美を飾り、足がかりを探すべく用意されたDリーグ2年目最後の大舞台である。

これまでも全てのラウンドを通して、各チームが発するエネルギーの強さやパッションを存分に受けとり清々しい気持ちにさせてもらってきたが、今回はレギュラーシーズンの「ラスト・ショー」。これまでよりさらに、全ダンサーのひたむきな想いが伝わってくる戦いが繰り広げられ、各チームから過去最高の出来と思われる素晴らしいナンバーが届けられた。そこには「命が燃えている」としか言いようのない、純度が極めて高いエナジーが宿り、見守る私の目にも、自然に何度も涙が浮かぶこととなった。

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■カドカワ・ドリームスが95.5の史上最高得点を叩き出し優勝

そんな煌めきがいっぱいのラウンド12で優勝をさらったのは、確かなスキルの高さとバイブスの強さが毎回印象的なカドカワ・ドリームズ。機械仕掛けの人形にエネルギーが通って炸裂し、逆再生が巻き起こったような動きが印象的な振り付けで、フォーメーションから技の構成までが考え抜かれた、観る者を異次元へと誘う素晴らしいナンバーが披露された。また、アニメーションの映像のようにも見える展開によって、全員の技とスキルが融合し集結した瞬間の爆発力が実に凄まじく、今ラウンドでもっとも会場を盛り上げ、湧かせていたことも記しておきたい。

ドリームズはこのナンバーで、Dリーグ史上最高得点となるジャッジポイント77点を叩き出し、オーディエンス・ポイント18.5点と併せて文句なしの優勝を飾った。しかしここで番狂わせと言うべきか、はたまた勝負の世界の厳しさと言うべきか、この史上最高得点をもってしても総合得点で僅かに及ばず、チャンピオンシップ進出を逃す結果となったのである。

世界初のダンスリーグであるDリーグのルールは、ある意味、いまだ試行錯誤中と見受けられるが、今回の結果を見ても、ダンスをリーグ戦で競技し、ジャッジするということの難しさを思わずにはいられない一幕となった。

チャンピオンシップに進出できるチームは6チーム。先に述べた、前ラウンド終了時に既に進出が決定したセガサミー・ルクスとフルキャスト・レイザーズの他に、総合順位3位のコーセー・エイトロックス、4位のエイベックス・ロイヤルブラッツ、そして“ワイルドカード”枠でセプテーニ・ラプチャーズディップ・バトルズが残る4枠に入り込んだ。

シーズン優勝を果たしたSEGA SAMMY LUX(C)D.LEAGUE 21-22


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