【欧州サッカー】最終節で2ゴール プレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミン アジア人初の快挙に「心から感動」

プレミアリーグでアジア人初の得点王に輝いたソン・フンミン(C)Getty Images

サッカー・プレミアリーグは22日、最終節となる第38節が行われ、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが2ゴールをマーク。今季23得点とし、リバプールFWモハメド・サラーと並んで得点王となった。アジア人がプレミアリーグで頂点に立つのは初の快挙。ノリッジを5-0で撃破したトッテナムは4位を死守し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保した。

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■23得点でサラーに並ぶ

前節終了時点で得点ランキングは、サラーが22点でトップ。ソンが21点で2位に付けていた。迎えた最終節。ノリッジのホームに乗り込んだトッテナムは序盤から猛攻を仕掛け、前半16分にMFクルゼフスキのゴールで先制すると、同32分にはFWハリー・ケインがヘディングで決めて追加点を奪った。

2-0で折り返した後半もトッテナムが主導権を握る展開。後半19分にはクルゼフスキが、この日2点目を挙げ、リードを3点に広げた。勝利をほぼ確定させると、ソンに待望のゴールが生まれたのは同25分。ケイン、MFルーカス・モウラがつないだボールを右足で蹴り込んで、今季22点目をゲット。さらに同30分、FKのこぼれ球を拾うと再び右足一閃。鮮やかなミドルシュートを突き刺して今季23点目を奪った。

その後、チームにもソンにも得点は生まれなかったが、5-0で大勝。トッテナムは4位でフィニッシュし、来季の欧州CL出場権を死守した。2ゴールを挙げたソンは、ウルバーハンプトン戦で1ゴールを決めたサラーに追い付き、得点王に並び立った。

■「僕にとって最高の一日」

英国営放送「BBC」によると、ソンは「この賞を手にできるなんて本当に驚きだ。心から感動している。これは、子供の頃に夢見ていたものなんだ。それが本当に現実のものになった。信じられない。僕にとって最高の一日だ」と話し、喜びを爆発させたという。

世界最高峰の舞台でアジア人初の得点王に輝いたソン。細かいタッチとスピードに乗ったドリブルで相手DFを置き去りにし、繰り出すシュートは正確で高い決定力を誇る。また、“両利き”と言われるほど左右両足で自在にボールを操ることができる技術や、守備に奔走する献身性も併せ持ち、総合力の高いFWとして存在感を発揮している。

スペイン、ドイツ、イタリアリーグを含めてもアジア人が得点王に立ったことはない。SNSでは「ついにこの日が来たか」「本当にすごい」という祝福コメントが並んだ。かつては欧州の屈強なDFにフィジカル面で圧倒されていたアジア系の選手たち。しかし、日本代表DF冨安健洋(アーセナル)や吉田麻也(サンプドリア)らを見ても分かる通り、当たり負けしていたのは過去の話。トップ・オブ・トップの世界で、アジアの選手たちが技術でもフィジカルでも互角以上に戦えることをソンは証明した。体格差は言い訳にならない時代に入っている。

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文・SPREAD編集部


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