【MLB】早くも17号でヤンキースのアーロン・ジャッジが本塁打王争い独走 総額272億円契約提示の行方は……

今季4度目のマルチ本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ(C)Getty Images

アーロン・ジャッジの勢いが止まらない。

ニューヨーク・ヤンキースは23日(日本時間24日)、本拠地ヤンキースタジアムでボルティモア・オリオールズと対戦。この試合、「2番・右翼」で出場したジャッジが2本のアーチをかけ、今季17本塁打に到達。

本塁打ランキングで、2位のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)、ヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)に5本差をつけ、独走状態に入った。試合は4-6で敗れ、3連敗となった。MLB公式サイトなどが試合の様子を伝えている。

◆【実際の映像】ジャッジ、本塁打ランキング独走となる17号 チーム公式Twitterも絶賛 

■トラウト、アルバレスに5本差

第1打席で今季16本目のアーチをかけると、第3打席でもこの試合2本目となる本塁打を放ち、17本塁打に到達。42試合目で早くも4度目のマルチ本塁打を達成し、キング争いでは2位のトラウト、アルバレスに5本差をつけた。

米放送局「SNY」は、16号を見届けると「ジャッジはまだまだ熱い」とつづり、17号では「ジャッジ、チームを背負う」と投稿。劣勢の中、一人気を吐く主砲を称賛した。

シーズンがスタートしてから最初の42試合で17本塁打以上を放った選手はヤンキース史上5人目で、ベーブ・ルース(1928年・54本、30年・49本)、ミッキー・マントル(1956年・52本)、ティノ・マルチネス(1997年・44本)、アレックス・ロドリゲス(2007年・54本)に肩を並べた(カッコ内は当該シーズンと最終ホームラン数)。

また、キャリア612試合を通しては20回目のマルチ本塁打となり、これは殿堂入りしたラルフ・カイナーの24回に次ぐ多さとなった。

本塁打17(ア・リーグ1位)、打率.325(同7位タイ)、打点34(同3位)、OPS1.113(同2位)と打撃成績で上位に顔を出しているジャッジ。好調の要因について、本人は「僕はここにいるチームメートと同じように、自分の仕事をしようとしているだけなんだ。僕にはラインナップの中でやるべき仕事がある。周りには素晴らしい打者がたくさんいて、仕事はとてもやりやすい。チームとしては投手陣の能力も高いし、僕はただ自分の仕事に徹するだけだよ」と話し、無欲を強調。エースのゲリット・コールも「ジャッジは良いスイングをすることだけを心掛けているように見える」と話し、自然体を貫いていることが好成績につながっているとの見方を示した。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督はジャッジについて、「本当に特別だ。時々、私は彼がしていることを普通のことだと思ってしまう。しかし、それは違う。彼は本当に特別な選手なんだ。彼は現在、明らかに攻撃面でチームを支えている」と称えた。

ジャッジは今シーズンが終わるとFAになる

今季開幕前からヤンキースとジャッジは契約延長の交渉を行ってきたが、合意に達することなく、シーズンを迎えた。ヤンキース側は、7年2億1350万ドル約272億円)の契約を提示したが、これを拒否されたという。実は、ジャッジは今シーズンの年俸もまだ確定しておらず、年俸調停を申請しているところ。現在のハイパフォーマンスを見せつけられては、金銭面に関してはチームがジャッジに歩み寄るしかなさそうだ。

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文・SPREAD編集部


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