【格闘技/天心vs武尊】榊原信行氏、“急転直下”フジ地上波撤退は「あまりにもひどい」 実現のために自身の退任も示唆

那須川天心、榊原信行CEO、武尊(左から)(C)SPREAD編集部/21年12月撮影

RISE世界フェザー級王者・那須川天心とK-1三階級制覇王者・武尊が対戦するビッグイベント「THE MATCH 2022」の緊急記者会見が31日、都内で行われ、交渉の矢面に立っている榊原信行氏はフジテレビでの地上波放送が実現しなかったことについて「とても残念。放送を降りるとは正直思っていなかった」と語った。

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■「フジテレビさんにはもう1回戻ってきて欲しい」

会見にはK-1プロデューサー・中村拓己氏、株式会社ドリームファクトリーワールドワイド・榊原信行氏、RISE代表・伊藤隆氏が出席。

会見で榊原氏はまずフジテレビと大会中継の契約が成立しなかった点について、「とても残念。放送を降りるとは正直思っていなかった」と無念さをにじませた。また、未来の格闘家を目指す子どもたちに向けて、地上波を通じてのメッセージが届けられない点を「本当に私の交渉不足も含めてお詫びしたい」とした。

契約不成立の理由について榊原氏は、いくつかの要因があるとしながらも、現状明確なものはないとコメント。週刊誌の報道をうけての反社チェックを経て、いったんは放送を行う方向となったが、その後にフジテレビ社内での様々な議論があったと推察した。

放映権料などの経済的な条件については折り合いがついていたと榊原氏は強調し、粘り強く交渉を行ったが、31日当日に急転直下放送中止が決定したため「あまりにもひどすぎる」と不満をあらわにした。

地上波放送実現のため、大会実行委員会から退くことも選択肢にあるという榊原氏は「フジテレビさんにはもう1回戻ってきて欲しい。(運営体制を)フジテレビが納得するかたちに変えることもできる」とメッセージを送った。なお、大会は予定通り実施と強調。選手・運営一丸となって成功を目指すとした。

6月19日に東京ドームでの開催が予定されている「THE MATCH 2022」は、メインカードの「天心vs.武尊」を筆頭に、K-1とRISEの有力選手らが一挙参戦。団体の垣根を越えた超ビッグイベントとして注目されており、300万円のアリーナ1列席など全席がすでに完売した。なお、ABEMAではPPV方式で全試合完全生中継される。

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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)


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