【全米女子オープン】笹生優花、連覇のカギはグリーン周り 「ダーツのようなショットが必要」と世界1位コ・ジンヨン

笹生優花(C)Getty Images

女子ゴルフの今季メジャー第2戦「全米女子オープン」は2日から4日間、米ノースカロライナ州パインニードルズGC(6638ヤード、パー71)で開催される。前回覇者の笹生優花は5月31日、試合会場で公式会見に臨み、大会連覇へ向けて意気込みを語った。

日本勢は世界ランキング7位の畑岡奈紗渋野日向子古江彩佳西郷真央ら15人が参戦する。LPGA公式サイトなどが会見の様子を伝えている。

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■「人生が変わった素晴らしい1年」と笹生

前回覇者として、公式会見のトップバッターで登場した笹生。まず、優勝してからの1年間について「優勝により米女子ツアーの出場権を獲得できた。1年間トロフィーを持てたことも最高だった。人生が変わった素晴らしい1年でした」と振り返った。そして、「去年のある時期から、みんな私のことを名前ではなく、チャンプと呼ぶようになったんです」と笑顔を浮かべた。

今大会では、会場はもとより最寄りの空港などでも笹生の姿を写したポスター、ビルボード、モニターであふれている。そのことについて問われると、「私を見て疲れませんか」と切り返して笑いを誘うと、「ちょっと恥ずかしい。でも感謝しています」と口にした。今大会は2001年のカリー・ウエブ以来となる連覇がかかるが、笹生は「緊張しているのかどうかも分からない。ただ、楽しみたい」と話し、自然体で臨むことを強調した。

コースについては「とても美しい」としつつ、「グリーンが難しい」と警戒。これについては、世界ランキング1位のコ・ジンヨンも「グリーンは大きく見えるが、落としどころは小さいので、ダーツのような(正確な)ショットが必要」と述べ、笹生に同意した。すでに対策にも取り掛かっており、練習ではグリーン周りで初めてユーティリティーを握った。アプローチだけでは寄らないケースも考えてのことで、バリエーションを増やす目的だという。

■女子スポーツ史上最高賞金額を競う

スイングについて笹生は、彼女のアイドルであるロリー・マキロイの映像を見て参考にしていると話し、「彼のショットをいくつか見ています。(もともとドローヒッターの)彼はドライバーでフェードを打ち、より安定したショットを打とうとしています。ドライバーの場合、飛距離も必要ですが、同時に安定性も大事で、ティーショットでは最近、彼から多くを学んでいます」とし、良い手本になっているとした。

今大会の賞金総額は1000万ドル(約12億8000万円)で、これは女子ゴルフだけでなく、全ての女子スポーツ史上で最高額になった。歴史的な大会に名を刻むのは誰か。笹生は予選ラウンドで昨年の全米女子アマ優勝のジェンセン・キャッスルアンナ・ノードクイストと同組に入った。

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文・SPREAD編集部


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