フランス代表追放状態で落選続くベンゼマ……レアル・マドリードで新エースとなれるか

ロシアW杯で20年ぶり2度目の優勝を果たしたフランス代表。キリアン・エムバペという若きタレントが躍動し、アルゼンチン、ベルギー、クロアチアといった難敵を次々に撃破した。

サッカーフランス代表(c)Getty Images

フランスは言わずと知れたサッカー大国。W杯メンバーに選出されない選手も錚々たる顔ぶれだ。しかし、落選メンバーの中でも一人異彩を放つのが、レアル・マドリードに所属するカリム・ベンゼマ選手だろう。

ベンゼマ選手は実力・実績共に十分だが、過去の不祥事が原因で2015年以来代表メンバーから遠ざかっている。フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督とも関係性がこじれており、代表復帰は困難だ。

フランス代表としてプレーするベンゼマ選手(2015年)(c)Getty Images

恐喝容疑で代表から追放

ベンゼマ選手は、2015年にフランス代表で同僚だったマテュー・バルブエナ選手への恐喝容疑で逮捕される。フランスサッカー連盟から無期限の代表活動停止処分を受け、フランス代表から遠ざかった。

その後、フランスサッカー協会ベンゼマ選手への処分は軽減され、代表復帰も可能となる。

しかし、フランス代表のデシャン監督は、過去に無免許運転などの前科があるベンゼマ選手を問題視。2016年に自国開催したEURO2016ではベンゼマ選手をフランス代表に招集せず、登録メンバー外とした。

デシャン監督(c)Getty Images

EURO2016のメンバーから外れたことで、ベンゼマ選手はデシャン監督を批判し、2人の関係性は悪化。ベンゼマ選手はロシアW杯フランス代表にも選ばれず、実質的な代表追放状態となった。

近年フランスではアントニー・マルシャル選手やエムバペ選手ら期待の若手が成長し、30歳を迎えたベンゼマ選手にとっては代表復帰が難しくなっている。

クラブでの活動に専念

ベンゼマ選手は、代表では2007年の代表デビュー以来81試合に出場し、27ゴールを挙げた。2014年のブラジルW杯ではチーム最多の3ゴールを記録している。

現在、ベンゼマ選手が所属するレアル・マドリードは、クリスティアーノ・ロナウド選手というエースが抜けたこともあり不調だ。だからこそ、クラブでの活動に専念できるベンゼマ選手がチームを牽引する活躍に期待したい。

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