2018年9月に行われた「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2018」でFIFA最優秀GK賞を受賞したベルギー代表のティボー・クルトワ選手。ロシアW杯でのゴールデングローブ賞に続き、今年は個人二冠を達成した。
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???? The Best FIFA Goalkeeper 2018 ???????? @ThibautCourtois ???? #TheBest | #HalaMadrid
世界最高のGKとしての評価を獲得しているクルトワ選手は、今年の夏にイングランドのチェルシーから新天地スペインのレアル・マドリードへと移った。
家族と近くで暮らすために移籍を決断
クルトワ選手は2009年にベルギーのヘンクでトップチームデビューを果たすと、2010-11シーズンに10代ながらリーグ最優秀GKに選出。ヘンクでの活躍が求められ、2011年にチェルシーへ移籍した。
ただ、当時チェルシーにはペトル・チェフという絶対的守護神が在籍していたため、クルトワ選手はアトレティコ・マドリードへレンタル移籍。3シーズンに渡って守護神として活躍した。
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マドリード時代にスペイン人の女性と交際し、子どもをもうけて二児の父親となる。しかし、2014年にチェルシーに復帰することが決まり、子どもと離れ離れに。
チェルシーに復帰してから4年後の今年、子どもの住むマドリードへ戻ることを望み、R・マドリードが獲得に乗り出して移籍が決まった。
当初難航した移籍
早くからR・マドリードへの移籍が取り沙汰されていたが、なかなか進展が見られず、移籍が決まったのはプレミアリーグの移籍市場が閉まる前日。チェルシー側がなかなか移籍を認めなかったと見られ、代理人も進展に嘆いていた。
それでもチェルシーは8月8日にクルトワ選手のレアル・マドリード移籍を発表。
後釜としてアスレティック・ビルバオに所属するケパ・アリサバラガ選手の獲得を発表し、クルトワ自身も翌日の入団会見で「夢が叶った」と喜びをあらわにした。
自身初のクラブW杯へ
移籍当初はケイロル・ナバス選手にスタメンの座を譲ることが多かったが、徐々にレギュラーに定着。史上初のCL三連覇を果たしたチームの守護神として来月開幕するクラブW杯にも出場する。
これまた史上初となるクラブW杯三連覇を目指すチームの失点を防ぐことはできるか、注目が集まる。
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