【サッカー】市場価値はすでにネイマール超え 王国の新エース・ビニシウスを止められるか

ブラジル代表のビニシウス(左)とネイマール(C)ロイター

サッカー日本代表(FIFAランキング23位)は6日、東京・国立競技場で世界ランキング1位のブラジルと対戦する。改装後の国立競技場では初の代表戦となり、チケットは完売。約6万8000人のファン・サポーターが詰めかける予定だ。

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ネイマールビニシウスらガチンコ布陣が予想されるブラジル相手に、日本はどう立ち向かうのか。注目の試合は午後7時20分キックオフとなっている。

■1トップには古橋を起用か

日本は快勝した2日のパラグアイ戦から大きくメンバーを替える。同戦はカタールW杯本大会に向け、新戦力発掘の意味合いを持っていたが、ブラジル戦は現時点でのベストメンバーが名前を連ねそうだ。

システムはお馴染みの4-3-3。先発メンバーはGKに権田修一(清水)が入り、DFラインは右から長友佑都(FC東京)、板倉滉(シャルケ)、吉田麻也(サンプドリア)、中山雄太(ズヴォレ)と並び、中盤3枚はアンカーに遠藤航(シュツットガルト)、インサイドハーフは原口元気(ウニオン・ベルリン)、田中碧(デュッセルドルフ)が務める。前線は右ウイングが伊東純也(ゲンク)、左は南野拓実(リバプール)、1トップに古橋亨梧(セルティック)という布陣が予想される。

注目は「右SB・長友」。左SBを主戦場とする同選手が、右に入れば森保一監督就任後では初となる。本来であれば、右SBは酒井宏樹(浦和)が不動と言える存在だが、今回はケガのためチームを離れている。長友が右でもプレー可能となれば、左にはブラジル戦で先発濃厚の中山、成長著しい伊藤洋輝(シュツットガルト)らが控えており、指揮官は貴重なオプションを手に入れることができる。

■市場価値はすでにネイマール超え

長友本人もW杯本大会に向けてアピールの場としたいところだが、マッチアップが有力視点されるのがビニシウス。先日の欧州チャンピオンズリーグ決勝では、リバプールを葬る決勝点を挙げ、レアル・マドリードを14度目の栄冠に導いた王国の新エース。市場価値は130億円~140億円と推定され、ネイマールの推定100億円をすでに凌駕している。

インテルなど欧州強豪クラブでプレーし、数々の修羅場をくぐり抜けてきた長友が、いま乗りに乗っているビニシウスを止めることができれば、本大会のメンバー入りがグッと近づくことは間違いない。長友にとっても日本にとっても、大きな意味を持つマッチアップとなる可能性が高い。

■まずは失点しないことが重要

試合全体の注目ポイントは、原口が「まず失点しないことが大事」(JFA公式サイト)と話したように、日本としては、なるべく0-0の時間を長くすることが重要。仮に早い時間帯に失点すれば、「相手は世界一うまいチームなので、簡単にはがされ続けて苦しい状況になります」(原口)。ブラジルの攻撃に耐え、流れを引き寄せた後は、いかにボールを保持し、自分たちの時間を作ることができるか。

日本は、本大会ではブラジルと同レベルの強豪国ドイツ、スペインと同組となっており、今回のブラジル戦における試合運びは、W杯本番を見据えた絶好の試金石となる。ブラジルとの通算成績は日本の2分け10敗。初勝利を挙げて、自信を深めたいところだ。

一方のブラジルは今後、9月まで国際試合の予定がなく、今回の遠征をチームの練度を高める絶好の機会と捉えており、真剣そのもの。ガチンコ勝負は必見だ。

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文・SPREAD編集部


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