【MLB】大谷翔平、二塁打も…エンゼルスついに11連敗で借金生活 データ上はポストシーズン進出チームなし

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「2番・DH」で先発出場した。第2打席で先制点につながる二塁打を放ったが、チームは7-9でサヨナラ負けを喫し、11連敗。最大11あった貯金は底をつき、ついに借金1を抱えることになった。

◆【実際の映像】大谷翔平の第2打席、極端な内野シフトを抜ける10本目となる二塁打

大谷はこの日、5打数1安打で打率.242。チームは現地6日からのボストン・レッドソックス戦で巻き返しをはかる。

■本塁打出ず「日曜神話」ストップ

4回無死一塁で迎えた大谷の第2打席。極端なシフトが敷かれる中、相手先発ギブソンから右翼線へ強烈な二塁打を放ち、チャンスを広げた。続くマイク・トラウトも四球でつなぎ、無死満塁。ここからジャレッド・ウォルシュの右前適時打、ジョー・アデルの内野安打、カート・スズキの中前適時打と連なり、一気に5点を挙げた。

大谷に対して敷いたフィリーズ内野陣のシフトは、遊撃手が二塁ベースやや左に守り、三塁手はなんと一塁手と二塁手の間に立つというもので、当然三遊間はガラ空き。バントをすればヒット間違いなしの陣形だったが、大谷はあえて引っ張り、右翼線を破る二塁打を放って見せた。これには、「FOX sports」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「今日も活躍してくれるって言ったでしょ ショウヘイ・オオタニ、日曜日の仕事」とつづった。大谷は最近、3週連続で日曜日に本塁打を打っており、今週も今季10本目となる二塁打を放ったことに同氏も上機嫌だった。

しかし、そんな笑顔も束の間。エンゼルスペースで進んだ試合だったが、終盤にブルペン陣が大崩壊。4点リードで迎えた8回には守護神ライセル・イグレシアスが、ブライス・ハーパーに満塁本塁打を浴びて追いつかれてしまった。それでも、エンゼルスは9回にマット・ダフィーが適時打を放ち、勝ち越し。連敗阻止が見えてきたが、9回2死一、二塁のピンチでマウンドに上がったジミー・ハーゲットが、ブライソン・ストットにサヨナラ3ランを浴びて、ジ・エンド。ついに11連敗で借金1となった。

■2回のミーティングも結果出ず

ジョー・マドン監督は「適したタイミングで適した選手に交代させた」と采配面を振り返った上で、「多くの厳しい試合を落としている。簡単ではないが、ホームに戻って修正したい。まずブルペンの調子を整えなければならない。そこが一番の関心事だからだ」と話した。

ダフィーによれば、すでに連敗脱出へ向けて2回ミーティング(選手主導とコーチ陣主導)を行っているというが、結果は遠い。サヨナラ弾を浴びたハーゲットは「我々は本当に良いチームだと思う。11以上の貯金をしていたチームも、今のチームも同じ。変わったわけでじゃない。だから、大丈夫だと思う」と強気のコメントを発したが、米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、「これ(ハーゲットのコメント)は、過去1週間のクラブハウスでおなじみの言葉で、リフレインされているが、説得力はない」と切り捨て、光明が見えない現状を嘆いた。

MLB公式サイトによると1900年以降、10連敗以上して勝率5割以下に転落したのは、1970年のシカゴ・カブス、1978年のオークランド・アスレチックス、1991年のシンシナティ・レッズに続き4球団目。いずれのチームもポストシーズン進出は叶わなかったという。不吉なデータを覆すことができるのか、チームが施すはずの修正策に期待したい。

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文・SPREAD編集部


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