【サッカー】「よく組織されていた」ブラジルと接戦を演じた日本の守備力を高評価 海外メディア

ネイマールを抑えるなどAFC公式サイトから高評だった板倉滉(C)Getty Images

サッカー日本代表(FIFAランキング23位)は6日、東京・国立競技場でブラジル代表(同1位)と対戦し、0-1で敗れた。

強力な攻撃陣を相手に粘り強い守備で対抗したが、ネイマールにPKを決められ、屈した。接戦に持ち込んだ守備には手応えを感じつつ、見せ場の少なかった攻撃陣には課題の残る結果となった。

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■ネイマールの美技に国立沸く

関東甲信越地方の梅雨入りが宣言されたこの日、国立のピッチで日本が浴びたのは、カナリア軍団によるシュートの雨だった。ブラジルの攻撃は、ネイマールを中心に開始直後から全開。前半2分、ネイマールが意表をつくヒールパスを繰り出し、これを裏に抜けたパケタが受け、シュート。左ポストに嫌われたが、いきなりの美技披露で、国立に詰めかけた6万人超の観衆を沸かせた。

その後もブラジルは攻撃の手を緩めず、前半だけでシュート12本(日本1本)を放った。それでも日本は粘り強く戦い、ゴールを割らせなかった。AFC公式サイトも「GK権田修一が印象的なパフォーマンスを見せた」と記し、随所に好セーブを見せた守護神を評価。また、「遠藤航が顔面でネイマールのシュート防ぎ、板倉滉もネイマールのボレーシュートをブロックした」と体を張った守備を称えた。

圧力に耐え続けた日本だったが、後半32分、ついに失点。ネイマールにPKを決められ、これが決勝点となり、健闘空しく敗れた。最終的にシュート数はブラジル18本に対して、日本は4本(枠内シュート0)に終わった。試合後、主将の吉田麻也は「今日のテーマとして、立ち上がりに失点しない、0-0の時間を長くするというのがあった。そこは良かった」と振り返り、後半30分過ぎまで無失点に抑え、失点もPKで与えた1点のみにとどめたことに一定の手応えを得たようだった。

■スペイン紙は日本に警戒感示す

世界ランク1位を相手に接戦を演じた日本について、スペイン紙「as」は、「よく組織されており、ブラジルの前進をためらわずにファウルで止めた。ネイマールは最も多くファウルを受けた」と記し、激しい守備で抗戦した様子を伝えた。また、「ネイマールを擁するブラジルが、カタールW杯で話題になりそうなチームを何とか倒した。日本はW杯本大会でスペインと対戦する」と締めくくり、本大会でスペインと同組になった日本に警戒感を示した。

また、イタリア紙「Gazzetta dello Sport」は、「日本のディフェンスがチッチ監督率いるブラジルの攻撃を食い止め、ブラジルは技術的・戦術的な優位性をゴールに結びつけることができなかった」としたほか、日本について「南米の支配に抵抗することができるチーム」と高評価を与えた。

今回の試合に関して、メディアやファンの評価はおおむね一致。日本の守備力を称えつつ、攻撃力不足を指摘していた。W杯本大会まであと半年。今後は強豪国からいかにゴールを奪うか。森保ジャパンは、そこにフォーカスしていくことになる。

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文・SPREAD編集部


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