【ボクシング】2回圧巻TKO勝利の井上尚弥「この先のステージにいけると思う」「ドネアがいたから輝けた」

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥は7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「Prime Video presents LiveBoxing 第2弾」でWBC世界同級王者ノニト・ドネアと対戦。井上は2ラウンド1分24秒、ドネアから2度のダウンを奪ってTKO勝利を収め、日本人初となる3団体統一に成功した。

◆【実際の映像】井上尚弥、瞬き厳禁の圧巻ラッシュでドネアが大の字KO!「井上尚弥vs.ノニト・ドネア2」モンスターTKO勝利の瞬間

■「4団体統一が敵わないなら、スーパーバンタム級へ」

まさに瞬き厳禁の速攻勝利だった。第1ラウンド終了間際にダウンを奪った井上は、続く第2ラウンドも手数で圧倒。左フック、右フックとドネアを的確に捉え、フラつきはじめるドネア。手を緩めない井上のコンビネーションがドネアを追い込む。残り1分34秒、ドネアが2度目のダウンを喫し、井上の勝利が確定した。

勝利後、リング上でマイクをとった井上は「やりました!」と開口一番。「懐かしい…2年7カ月前、ここでドネアと戦って以来のこの熱気、本当に皆さん力をもらいました!」と会場のファンに感謝を述べた。

続けて試合を振り返り「開始早々、ドネアの左フックをもらって緊張感がついた。そのおかげでしっかりとピリついて、立て直すことができました。(第1ラウンド)最後の右ストレートはあまり感触はなかったんですけどインターバル中に映像を見たら、かなり効くタイミングで入っていたので、これは自分のやってきた練習は間違いないぞと」と第1ラウンドを振り返り、続けて2度目のダウンを奪った2ラウンドは「ドネアの左フックやパンチはまだ生きていると感じたので、攻め急がずに攻めた。ここで終わらせなければ、この先のステージへ進めないと思い、この2ラウンドでしっかりと決めようと、攻めました」と決意を固め挑んだことを告げた。

また、戦前に「ドラマ・イン・サイタマ2」と言われたことに対しては、「自分はやる前からドラマにする必要はない、この試合は圧倒的、一方的に勝つんだと、プレッシャーをかけて挑んだ。なのでこの結果になってほっとしていますし、ひとつ上のステージに行けるのかなと思います」と完全勝利を誓って臨んだことを改めて説明。対戦相手のドネアには「ドネアがいたからこそ、自分はバンタム級で輝けた。WBCに返り咲いて、このリングに二人で上がったことがこの感動を生んだと思う。本当にドネアには感謝したい」と述べた。

最後に井上は今後の展望について「4団体統一戦が年内に叶うとするならば、まだバンタム級で戦うが、叶わないなら、スーパーバンタム級へ(階級を)上げて新たなステージで挑戦していく」と締めくくった。モンスター・井上尚弥の挑戦は続く。

◆【実際の映像】井上尚弥、瞬き厳禁の圧巻ラッシュでドネアが大の字KO!「井上尚弥vs.ノニト・ドネア2」モンスターTKO勝利の瞬間

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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)


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