【MLB】エンゼルス、マドン監督解任でも大谷翔平の二刀流は継続 ミナシアンGM明言

エンゼルス・大谷翔平と監督代行のフィル・ネビン(右)(C)ロイター/USA TODAY Sports

大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスは7日(日本時間8日)、ジョー・マドン監督の解任を発表した。フィル・ネビン三塁ベースコーチが代行監督を務める。

チームは前日6日(同7日)のボストン・レッドソックス戦に敗れて、球団ワーストの12連敗を喫していた。8年ぶりのプレーオフ進出に向けて暗雲が漂う中、ペリー・ミナシアンGMがチーム立て直しへ大ナタを振るった。米複数メディアが大きく報道している。

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■「申し訳ない。感謝の気持ち」大谷が心境吐露

大谷は現地7日のボストン・レッドソックス戦前に取材に応じ、「(チーム状況が悪いのは)すべてがマドン監督のせいではないし、自分自身も調子が上がらない、申し訳なさというのはもちろんある。お世話になりましたし、本当に感謝の気持ちはあります」と話し、二刀流の良き理解者との別れについて悔しさを口にした。

主砲のマイク・トラウトもコメントし、「皆に責任があるし、つらい。しかし、我々はこれからもグラウンドに行き、プレーしなければならないんだ」と前を向くように自分に言い聞かせていた。また、リリーバーのアーチー・ブラッドリーは「ジョーは責められても仕方がないかもしれないが、選手たちの責任でもある。試合をするのは我々なのだから。僕たちは選手で、決断するのはペリー・ミナシアンGMたち。でも、勝敗を決めるのは僕らなんだ」と心境を吐露した。

ミナシアンGMも7日の試合前に会見し、解任についての経緯を説明。「3週間前はこうなるとは思ってもいなかった。今朝、監督に解任を伝えた。難しい決断だったが、私たちにはまだ106試合残っている。これが最善策だと信じている」と説明した。その上で、大谷の起用法については「これまでと変わらない」と話し、二刀流継続を明言した。

■マドン監督「驚いた」

一方、解任されたマドン監督は「The Athletic」など一部メディアや記者の直撃に応え、「(解任については)ちょっと驚いたね。いや実際のところ、かなり驚いた。(フロントは)選手やコーチに意見を聞かなかった。実情を知っているのは彼らなのにね」と不満を口にした。ただ、チーム内での不協和音やコーチ陣との軋轢については否定し、再びどこかのチームで指揮を執ることに意欲を示していた。

12連敗中、トラウトの打率は.114。大谷、ブランドン・マーシュ、アンドリュー・ベラスケスはいずれも打率2割を切っており、投手陣も崩壊気味。そして、アンソニー・レンドン、テイラー・ウォード、デビッド・フレッチャーは全員負傷者リストに入っており、チーム状態は最悪。ネビン代行監督が解決すべき課題は山積しているが、記者団に感想を求められたヤンキースのアーロン・ブーン監督は「ネビンは素晴らしい仕事をすると思う。とても素晴らしい野球人で、野球というスポーツに多くの情熱を注いできた」と太鼓判を押した。

ファンは信じて見守るしかない。

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文・SPREAD編集部


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