サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は7日(日本時間8日)、本拠地ペトコ・パークで行われたニューヨーク・メッツ戦に先発投手として出場、7回まで無失点の好投で5勝目を挙げた。
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エースと呼ばれるにふさわしいピッチングだった。ダルビッシュは、これまでも圧巻の投球を披露しており、テキサス・レンジャーズ時代の2013年4月ヒューストン・アストロズ戦「あとひとり」で完全試合を逃したのは衝撃だったが、この日も6回2死まで「ノーノー」に抑えた。結局、7回で100球を投げて2安打6奪三振無失点。現在、ナショナル・リーグ最多勝利数を誇るメッツを完全に抑え込んだ投球だけに意義深い。
ダルビッシュは初回に先頭打者にいきなり死球を与えたが、三振ゲッツーで無失点。2回も2死球を与えるも、適度にあれたボールに相手が翻弄されたのか、後続をぴしゃり。6回2死までノーヒットノーランを継続したが、マーク・カナに左前安打を許し、今回も偉業達成とならなかった。
試合はパドレスが7―0でメッツに完勝。ダルビッシュは見事な5勝目で防御率を3.61とした。
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文・SPREAD編集部