【欧州サッカー】久保建英、来季レアルマドリードでのプレーは困難か 6月の移籍市場が山場

マジョルカ・久保建英 (C)Getty Images

シーズンの最後をUEFAチャンピオンズリーグ制覇という最高の形で終えることになったレアルマドリードではもちろん、同チーム内での選手の移籍に関する動きは活発化している。

スペイン紙『El Espanol』は、今季レアルマドリードからマジョルカにレンタルされていた久保建英の今後に関し、「レアルマドリードは来季の久保のレンタル先のチームを探している」と報道。基本的にレアルマドリードの戦略の中に、久保の名前はないことを伝えている。

◆マジョルカ久保建英のレアル復帰は絶望的か W杯イヤーに宙に浮く来季所属先

■レアルへの復帰を「難しいものにしている」

同紙は、今季の久保のマジョルカでのプレー時間が2000分未満で、彼のパフォーマンスも期待されていたものに届かないものであったことを指摘。この結果が久保のレアルマドリードへの復帰を「難しいものにしている」とした。

また、スペインのサッカー情報サイト『fichajes.net』は、「2022-23シーズン、レアルマドリードに久保の居場所はない(「Kubo se queda sin sitio en el Madrid 2022/2023」) 」という直接的な表現を用いたタイトルを掲げ、その記事の中でレアルマドリードの久保のポジションにはすでに複数の選手によって争われていることに加え、やはりマジョルカでのプレーがアンチェロッティ監督の関心を引くものではなかったとしている。

また、スペインのスポーツ紙『Marca』は、最近レアルマドリードへの移籍希望を表明しながらも、最終的にパリ・サンジェルマンとの契約を継続することになったキリアン・エムパペの動きも、久保のマドリードでのプレーには有効に働くことはないだろうと分析。その背景として、やはり今シーズンの久保の活躍が目立ったものではなかったことを挙げている。

このように、来季久保がレアルマドリードでプレーすることはほとんど不可能と判断しているスペインの地元紙であるが、その一方で今後レアルマドリードが久保との契約をどのようなものにするのか、ということについては、「再度他のチームにレンタル契約になる可能性がある」とする報道が大半だ。

しかし、現段階では久保のレンタル先として、具体的なチーム名はどのスペイン紙からも挙がってはいない。久保が来季はスペイン国内の他のチームでプレーするのか、あるいはスペイン国外のチームに行くことのなるのかということさえ、未だに明らかにはなっていないのが現状だ。

7月1日から始まるレアルマドリードのシーズン前の合宿には久保も参加予定されて入るものの、実際にこの日、彼の姿を見ることができるかどうかは、6月中のレアルマドリード所属選手の移籍状況に左右される可能性が高い。

久保の実力はスペインのマスコミでも広く認められているものの、今季の彼の活躍は非常に印象が薄かったうえに、ゲームにも出場できないことも多かったことが、レアルマドリード復帰への足かせとなっているようだ。

◆日本代表での影響力低下で岐路に立たされるマジョルカ久保建英 スペイン紙が報じる

◆【欧州サッカー】久保建英、レアル残留の可能性が激増も 鍵を握るライバル選手とは

◆【サッカー日本代表】久保建英、超絶スランプでも外せない裏事情…鍵を握るのはアディダス社

文・對馬由佳理(スペイン在住)


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします