【格闘技/UFC】マネル・ケイプはなぜ「俺は完璧なフライ級選手」と公言するのか 本人が語る強気のワケ

マネル・ケイプ(C)Getty Images

RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプ(アンゴラ)は12日、シンガポールで行われる「UFC 275:テイシェイラvs.プロハースカ」でホジェリオ・ボントリン(ブラジル)と対戦する。

当初は4月の「UFCファイトナイト・ラスベガス52」でス・ムダルジ(中国)と対戦する予定だったケイプだが、ネバダ州のドーピング検査で微量の禁止薬物が検出され、急遽欠場。仕切り直しの一戦に向けて闘志を燃やすケイプは、UFC公式サイトに掲載された記事にて「俺は完璧なフライ級ファイターだ」と並々ならぬ自信を語っている。

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■次戦完勝を狙うマネルケイプ「俊敏かつ凶暴に」

ケイプはUFCデビューから連敗を喫していたが、その後2連続KO勝利。戦績を五分に戻してムダルジ戦を迎えるはずであったが、まさかの欠場となっていた。シンガポールで対戦するボントリンはMMA戦績16勝4敗の30歳。フライ級ランキングではケイプ(14位)より格上の8位となっているが、現在3連敗中と苦しい状況。2021年5月のマット・シュネル(米国)戦では3―0の判定勝ちを収めたが、その後のドーピング検査でボントリンが失格となり、結果はノーコンテストに変更された。

ケイプとしてはランキング上位の選手相手に完勝し、存在感を再アピールしたいところ。UFC公式サイトの記事内でケイプは、実力に自信を持っていると強調し「自分のことを、世界のフライ級選手におけるナンバー1、もしくはナンバー2の存在だと思っている。それに見合うだけの鍛錬をしてきた」と語った。

UFCデビュー直後は思うような結果を残せなかったが、「どう始めるかが問題ではなく、大事なのはどうやって締めくくるかだ。UFCデビューから好結果を残した選手は多くいるが、その後は尻すぼみとなり進歩を見せつけられなかった。チャールズ・オリベイラを見てみろよ。彼はUFCで苦しんだ時期もあったが、持ち直したじゃないか」と、2018年6月以降負けなしでライト級を代表する存在となった32歳を引き合いに出している。

対戦相手のボントリンについては実力を認めながらもスピードに欠けると指摘し、「自分にとってスローで読みやすい相手は、オクタゴンの中で死んだも同然」と自信満々の様子。「(フライ級は)展開が早い。だからこそ俊敏かつ凶暴でなければいけない。(その点で)自分は完璧なフライ級選手だ」と語るなど、次戦は両者のスピードが勝負の分かれ道になるかもしれない。

「UFC 275:テイシェイラvs.プロハースカ」には、ケイプ同様にRIZINで活躍したイリー・プロハースカ(チェコ)も出場。ライトヘビー級のタイトルをかけて、グローバー・テイシェイラ(ブラジル)とのタイトルマッチに臨む。

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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)


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