第39回エプソムカップ(GIII、芝1800m)の枠順が10日、JRAより発表された。
2連勝と上がり馬のジャスティンカフェは8枠11番、前走ダービー卿CT3着からの巻き返しを狙うダーリントンホールは5枠5番、2020年の日本ダービー以来の出走となるコルテジアは3枠3番、連覇を狙うザダルは8枠12番、重賞を連続して好走中のタイムトゥヘヴンは2枠2番に入った。
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ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。
■最多3勝の3枠は人気に注意
人気が予想されるジャスティンカフェ、ザダルが入った8枠は【2-2-2-20】勝率7.7%、連対率15.4%、複勝率23.1%となっており、複勝回収値はトップとなる162を誇る。同枠は3連単が421万円になった2020年に18番人気トーラスジェミニが3着に入っている。
また、人気が予想されるダーリントンホールが入った5枠は【1-1-0-18】勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率10.0%となっている。2019年に2番人気ミッキースワローは10着、3番人気プロディガルサンは6着、2018年の1番人気ダイワキャグニーは14着と期待を裏切っており警戒が必要だ。
約2年ぶりのレースとなるコルテジアが入った3枠【3-2-2-12】勝率15.8%、連対率26.3%、複勝率36.8%は好成績で、単勝回収値も171というトップの値となっている。2020年に9番人気ダイワキャグニーが1着になっているが、他の馬券に絡んだ馬は5番人気内に入っている。当日、コルテジアが5番人気以内に入るようなら注意が必要だ。
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文・SPREAD編集部