19日に阪神競馬場で行われる第27回マーメイドS(GIII、芝2000m)のデータを紹介する。
昨年の本レースで2着だったクラヴェル、昨年のエリザベス女王杯で4着になったソフトフルート、京都記念8着からの巻き返しを狙うマリアエレーナ、愛知杯以来の重賞2勝目を狙うルビーカサブランカらが出走予定。
◆【マーメイドステークス2022予想/データ攻略-後編】“波乱の使者”候補はアノ良血馬 追い風となる「馬券内率100%」とは
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。
■7人気が好成績
1番人気は【2-1-1-6】勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率40.0%と人気に応えられていない。2015年にマリアライトが2着になって以来、馬券に絡むことができておらず昨年の1番人気ソフトフルートは8着と沈んでいる。さらに、1~3番人気が馬券に絡まないことが過去10年で5回もあり、難解なレースといえる。
最多となる過去3回の優勝歴があるのは【3-2-0-5】勝率30.0%、連対率・複勝率50.0%の7番人気。特に単勝オッズ14倍台の7番人気は、2020年の1着サマーセント、19年の1着サラス、12年の2着クリスマスキャロルと3連対しており、当日のオッズは注視したい。
ここで、単勝オッズの成績に注目すると、過去10年で2.0~3.9倍のゾーンが【2-1-1-0】と複勝率100%となっている。当日、該当オッズに押されるようであれば、馬券に組み入れるべきだろう。
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ソフトフルートは2枠3番、人気馬に勝率0%の“試練”
◆【血統傾向】ハンデ×牝馬の波乱レースで狙う、単回収値「300」の穴配合
◆【脚質傾向】「上がり最速」が好成績 阪神2000mでの実績に注目
◆【前走ローテ】過去10年で5勝のパールS組は不在 注目すべきは3勝クラス
マーメイドステークス2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】想定“下位人気”の爆穴に「A」の高評価 「攻め気配は申し分ない」
◆【追い切り診断】ソフトフルートを上回る最高評価「S」 「狂いのない絶好の状態」で目標の一戦へ
◆【追い切り診断】力上位の人気一角に「A」評価 「前走より確実にいい状態」
◆【追い切り診断】実績上位のクラヴェルに「B」評価 肉体面は問題なそうも「万全とは言い難い」
▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“8人気”前後の盲点 斤量を味方に重賞初制覇へ
◆【穴馬アナライズVol.2】想定オッズ2桁の惑星 「強烈な末脚」で波乱を演出か
◆【穴馬アナライズVol.3】前走敗戦で“人気落ち”の妙味 「下馬評ほど上位陣との差はない」
◆【危険な人気馬】人気一角の実績馬は“消し”評価 「今回の臨戦過程には一抹の不安」
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ソフトフルートに「連対率0%」の不安要素 人気の一角は「馬券内率8割超え」
◆【データ攻略-後編】“波乱の使者”候補はアノ良血馬 追い風となる「馬券内率100%」とは
◆【騎手データ】スルーセブンシーズに黄信号 頭にすべき「勝率6割超え」の人馬とは
ユニコーンステークス2022 データコラム一覧
◆【ユニコーンステークス2022予想/枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは
◆【ユニコーンステークス2022予想/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
◆【ユニコーンステークス2022予想/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは
文・SPREAD編集部