【MLB】大谷翔平、マルチ安打で9回同点機をお膳立ても 指揮官は「あと1本が出なかった」と貧打嘆く

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

大谷翔平のは14日(日本時間15日)、敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。4打数2安打で、2試合連続の複数安打をマークした。出場した直近4試合では3度目の複数安打となり、打率も.260に上昇。

試合は、チーム全体で3安打に終わったエンゼルスが0ー2で敗れ、借金は今季最大の5に膨れた。なお、大谷の次回登板は16日(日本時間17日)のシアトル・マリナーズ戦が予定されている。

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■トラウトの折れたバットが主審直撃

ドジャースの先発は、トニー・ゴンソリン。この試合を迎えるまでに7勝(0敗)を挙げており、好調を維持している右腕だ。大谷との対戦は2020年にさかのぼり、その際は3打数無安打に抑えたゴンソリンに軍配が上がっていた。

大谷の第1打席は、甘く入ったスプリットを捉えたものの力のない左飛に終わった。しかし、4回1死走者なしで迎えた第2打席では、初球の直球を右前に弾き返した。これが、両軍を通じて初めての安打となり、強烈な打球は速度114.4マイル(約184.1キロ)を記録した。今季最長となる9試合連続安打で出塁した大谷だったが、その後二盗を仕掛けてアウト。これで盗塁死は5となり、メジャーワーストタイとなった。

続く第3打席は、投手強襲の打球を放ったものの三ゴロ。2点を追う9回は、1死から大谷の前を打つマイク・トラウトが中前打で出塁したが、その際折れたバットが球審の顔面に直撃するというアクシデントが発生。流血した球審を交代させるため、試合は一時中断した。不測の事態に球場全体が落ち着かない中、4回目の打席に入った大谷は相手守護神クレイグ・キンブレルのナックルカーブを右中間に運び、二塁打。1死二、三塁とチャンスを広げ、さらに1死満塁となったが、ジャレッド・ウォルシュ、マックス・スタッシと連続三振に倒れてゲームセットとなった。

■ウォード復帰もレンドン再離脱か

エンゼルスは結局、大谷の2安打とトラウトの1安打だけに終わり、完封負け。これを受けてMLB公式サイトのレット・ボリンガー記者は「ドジャースとのフリーウェイ・シリーズ第1戦は、エンゼルスにとってあまりにもおなじみの展開となった」と記した。というのも、エンゼルスは最近19試合のうち17試合を落とし、そのうち8試合で1点以下しか取れていない。この日は、ティラー・ウォードが「1番・右翼」で負傷者リストから復帰し、5月20日以来となるトラウト、大谷、アンソニー・レンドン、ウォルシュと並ぶ強力打線を形成したが、打線がまたしても沈黙した。

フィル・ネビン監督代行は試合を振り返り「あと1本出ていれば、という試合だった。良い試合をしたと思う。素晴らしいチームを相手に明日勝って、この連戦を1勝1敗で終えることができれば、我々は顔を上げてドジャースタジアムから出て行ける」とし、現地15日の試合に向けて意気込んだ。

また、同監督代行は、2安打を放ち、ひとり気を吐いた大谷についても言及。「(9回の)ショウヘイの打球には、ベンチから見ていても何か事態が動いていくと感じるものがあった」そうだが、「その後、キンブレルがギアをもう一段階上げてきた」と話し、追いすがったものの逆転の芽を摘まれたことを悔しがった。

久々に形成した豪華ラインアップだったが、試合途中でレンドンが交代。球団は「右手首痛の再発」と発表した。上向く材料がなかなか見つからない。

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文・SPREAD編集部


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