【MLB】大谷翔平、土壇場の三塁打でノーヒットノーランを打ち砕く 25回連続無得点もストップ

今季初の三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は15日(日本時間16日)、敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦に「3番DH」で先発出場。今日の試合は、日本への野球伝来150周年を記念する「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」と銘打たれ、日米交流イベントが実施されたほか、ハリウッドで活躍する俳優の渡辺謙さんが始球式を務めた。

大谷は三塁打を含む4打数1安打1得点で連続試合安打を10に伸ばしたが、エンゼルス打線はまたも沈黙。試合は1ー4で敗れ、2連敗でドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」最初のカードを終えた。

◆【実際の映像】大谷翔平、今季初の三塁打でノーノー阻止 『ニューヨーク・ポスト』など全米で取り上げられる

■大谷のノーノー阻止に全米が興奮

相手左腕タイラー・アンダーソンを前に、今日もエンゼルス打線が沈黙。変則フォームにタイミングが合わず、9回1アウトまでノーヒットに抑えられていた。しかし、残り2アウトという場面で打席に立った大谷は、初球をライト線に打ち返し今季初の三塁打で出塁、ノーノーを阻止した。

直前まで諦めムードだった現地記者たちも息を吹き返し、『ジ・アスレチック』サム・ブラム記者は「ショウヘイ・オオタニがノーヒッターを打ち破った!」、『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者は「オオタニがここ9回でもエンゼルス打線を復活させようとしている」と絶賛。また、『ワシントンポスト』のトラメル・ラッグス記者は「オオタニが、自分の目の前でノーヒットノーランは許さないとメッセージ」と大興奮しながら、その様子を伝えた。

アンダーソンを引きずり下ろしたエンゼルスは、続くマット・ダフィーが相手守護神クレイグ・キンブレルからの中安打で大谷を返し今季最長、チームの25イニング無得点記録を止めた。

大谷のヒットは瞬く間に全米に広がった。大手スポーツメディア『ESPN』は試合後、「タイラー・アンダーソンの印象的な、しかし実現しなかったノーヒットノーランは、残りあと2アウトという場面で、オオタニによって打ち崩された」と速報。他にも『CBSスポーツ』から『スポーティング・ニュース』、さらには『ニューヨーク・ポスト』に至るまで、各メディアがスポットをあてた。

■大谷のリアル二刀流をきっかけに巻き返せるのか

5月末から強豪チームとの連戦を終えたエンゼルスは、19試合で2勝17敗。『ロサンゼルス・タイムズ』のビル・シャイキン記者は、「エンゼルスは、1カ月前はア・リーグ西地区の首位タイ。6月15日(同16日)は10.5ゲーム差」とツイッターで投稿、チームの低迷を伝えた。エンゼルスは明日から敵地シアトルで、マリナーズとのダブルヘッダーを含む5連戦を控えている。

大谷は16日(同17日)に登板予定。三塁打でのノーノー阻止でチームの窮地を救った大谷は、二刀流でシーズン巻き返しを図れるか、その活躍に期待がかかる。

◆【実際の映像】大谷翔平、今季初の三塁打でノーノー阻止 ニューヨーク・ポストなど全国紙でも取り上げられる

◆エンゼルス、大谷翔平の契約延長はどうなるのか いつまで「二刀流」を継続できるか算定困難

◆エンゼルスは「自信を勝利に変えなければならない」と米紙が指摘 大谷翔平、休養で結果求められる

文・澤 良憲(Yoshi Sawa)


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