■アイコンテーラー
押し出されるような形で1番人気に支持された前走の新潟大賞典は、先行集団からレースを進めるも直線で弾けずに9着まで。序盤は楽にポジションを取れており、道中も気分良く追走できていたので不可解な敗戦となったが、前々走からレース間隔が空いたことを河内師は敗因としていた。本来の走りではなかっただけに、度外視していい一戦。
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左回りが【4-0-0-3】であるのに対し、今回の阪神コースをはじめ右回りは【0-0-2-4】。これまで一度も連対すらできていないが、複勝圏外の4レースはいずれも本格化前の3歳時のものだった。3走前の関門橋S、そして前々走の大阪城Sではともに3着と今年に入ってから連続で好走しているように、馬体がパンとしてきた今なら右回りを必要以上に割り引く必要はない。
今回は中間に放牧を挟まず、前走から中5週での臨戦。5月1日以来の開催となる阪神Bコースも、この馬の脚質を考えれば多少なりともプラスに働くはず。下馬評ほど上位陣との差はなく、流れひとつで上位争いは可能と見た。
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ユニコーンステークス2022 データコラム一覧
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。